世界遺産、ベルギーとフランスの鐘楼群に登録されているアントウェルペン市庁舎前の女神達と紋章です。それぞれ何か意味があるはずです。ちょっと調べて後ほど追記しますね(^^ゞ

コメント1件

TR3 PG@

ちょいと調べてみました。上の像が聖母子像です・・・つまり子供のキリストとマリヤですね。左側の像、これはヨーロッパでよく見かける剣と天秤を持つ女神、「正義の女神」ギリシャ神話の女神テミス、ローマ神話の女神ユーティティアです。司法・裁判の公正さを現す象徴・シンボルとして古来より題材として扱われてきた像です。「IVSTITIA」と書かれています。分からないのが右の像です。「PRVDENTIA」と書かれています・・・が、ネットでは引っかかってきません・・・神話の世界の女神だと思うのですが・・・心当たりの方は教えてください。さて、紋章です。左はベルギーの紋章であるランパントのライオン紋章を示しているようです。右の紋章は上に双頭の鷲・・・これはご存じハプスブルグ家の紋章で、ヨーロッパ各国の国旗に用いられているものですね。その下はアントウェルペンの紋章に使われているお城のマークですね。デンマーク王国はハプスブルク家と繋がっているることを現しているかもしれません。そして、中央の紋章。これはベルギーの各州の紋章を集めた物だと思われます。いずれも王冠の下の紋章なので、ベルギー王国を意味した紋章のようです・・・たぶん。ちなみに、このアントウェルペンはブラボー伝説もあるように帝政ローマ時代には存在していた都市だったようですが、ベルギー王国が成立したのは19世紀なのでこの女神像、紋章は比較的新しいもですね。でも、世界遺産、ベルギーとフランスの鐘楼群に登録されていますよ。

2018年01月30日21時15分

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