写真共有サイトPHOTOHITO人と写真をつなぐ場所

yoshi.s yoshi.s ファン登録

写真句:霞む日

写真句:霞む日

J

    B

     冬枯れの田に残り稲架(はさ)山霞む これが稲架。この地方で言う小田架け(おだがけ)です。 ただ架かっているのはすでに稲ではなく、脱穀した後の藁です。 通常、脱穀後の藁はぼっち(積み上げ)にして置いておくのですが、これは飼料用などのために天日干しをしようとしたのでしょう。それが何らかの事情でそのままになったのだろうと思われます。 いずれにしてもこの田数枚だけ。今となってはあまり見られなくなった光景です。

    コメント10件

    michy

    michy

    稲架をはさと読むのですね。それでは「はざかけ」というのも方言かもしれません。 脱穀した後の藁はざくざくと藁を切る道具(名前を忘れました)で切って家畜の 敷き藁にしていた家が多かったように思います。ぼっちも知っています。 稲架掛け用の丸太の棒などを保管しておく細長い屋根付きの置き場もありました。 懐かしい言葉を次々と思い出すことができ嬉しいです。

    2018年01月12日15時32分

    yoshi.s

    yoshi.s

    michyさん もう失われつつある言葉を知る人がいて嬉しいです。 藁を切る道具は押し切りと言います。丸太棒は、私のところでは『ながら』と言いました。どんな字なのかを調べようとしましたが、辞書に載っていません。方言なのでしょう。屋根つきの置場は、そのまま『ながら置場」。私にとっても懐かしい言葉になってしまいました。

    2018年01月13日23時20分

    ぢ~

    ぢ~

    丸太ん棒、こっちでは「ながき」きっと長木なんでしょうね 置き場もナガキ置き場 冬囲いに使うので庭木のあるお宅では現役でナガキ置き場がありますよ はい、うちにもありますよ 昔は田んぼ近くにありましたものね←ハサバ用

    2018年01月14日14時46分

    yoshi.s

    yoshi.s

    ぢ〜さんのところでは、ながき、ですか。似ていますが、そちらの方が分かりやすい。 なるほど冬囲いに使ったのですか。いま囲いをしている家はありますか。ぢ〜さんのお宅ではいかがですか。見てみたいなあ。 私のところでも、昔はだいぶ雪が降ったので大きな庭木に雪囲いをすることがありましたが、家にするほどではありませんでした。今は降っても2〜3日で溶けてしまいます。

    2018年01月14日15時13分

    ぢ~

    ぢ~

    冬囲いもかなり進化して笑 波トタン(透明の)を窓にはめ込むように大工さんに加工してもらって 網戸をはずし~その加工した木枠状波トタンをはめこむ方式が増えました が、それができない所は自分達で角材に横木を補強して波トタン方式 うちでは両方やっています みたいすか?笑 庭木用にナガキを使っています 農家は大きな小屋があるのでナガキ置き場も併用?かな? うちは屋根の下に簡易的なものを作ってもらいました←それこそ廃材利用 庭木はなでかで(必ず)冬囲いさねねーがらナガキばりばり現役~笑

    2018年01月14日15時37分

    yoshi.s

    yoshi.s

    ぢ〜さん 見たいす。ぜひ。

    2018年01月14日16時15分

    オーちゃん!

    オーちゃん!

    オーちゃんの故郷では、田に稲を屋根が円錐形にとがった筒形の塔に積み上げて干していましたが、これを『すすき!』と呼んでいました・・♪ 全国におられる『鈴木』さんのお名前は、上述の『ススキ』から転じたと言うお話もあるようですが、いかにも農耕民族で成り立つ日本らしいお話ですね・・♪ この光景に一句・・♪ 【はざ掛けや 秋串刺しにし 長き影引き】

    2018年03月25日09時12分

    yoshi.s

    yoshi.s

    オーちゃん!さんの故郷の『すすき』は、私のところでは『藁ぼっち』と読んでいました。 すすき考: 私の町に穂積姓が一軒あり、鈴木姓がたくさんあります。 鈴木は穂積から出たとも聞きます。 穂積は、字の通り穂を積む(摘む)のか、それとも火(ほ)をつむ(摘む、積む)のか。 いずれにしても立派な名です。 穂を積む(摘む)とすれば、支流になった鈴木は穂積に遠慮して、穂以外を用いて屋根を葺く芒(ススキ)を姓にした、と考えられなくもありません。稲の名は恐れ多いということです。 その経緯を踏まえれば、穂を摘んだ後で、屋根に葺く茅(かや/ススキ)のようになった藁を積み上げたものを『すすき』と呼ぶようになった、という仮説はどうでしょう。 つまり私の仮設で行けば、鈴木が先で、『すすき」は後という考えです。

    2018年03月25日14時18分

    オーちゃん!

    オーちゃん!

    ふたりとも、このような話題で盛り上がるとは・・いかにも農耕民族ですね~・・♪ しかしまあ、茅で葺いた屋根をしっかりと束ねているのは、藁で編んだ縄ですから・・共同作業ですね~・・♪ どちらも、貴いものです・・!!!

    2018年03月25日19時28分

    yoshi.s

    yoshi.s

    オーちゃん!さん 農耕民族であるからではなく、philo(愛する)sophy(知)er(者)であるが故です。 philosophers(哲学者ではなく、愛知者と訳したいですね)の共同作業こそ、人間を高める道と信じて疑いません。

    2018年03月25日20時41分

    新規登録ログインしてコメントを書き込む

    同じタグが設定されたyoshi.sさんの作品

    • 写真エッセイ:ささきの浜:NTW299
    • 写真指編:一本の空
    • 写真指編:Red in Yellow
    • 写真エッセイ:苺
    • 写真句:桜6:花ひかる
    • 写真歌:よろこび

    最近お気に入り登録したユーザー

    写真を削除しようとしています。

    本当に写真を削除しますか?

    こちらのレビューを他のユーザーに公開します。

    レビューを公開しますか?
    講評の公開設定については必ずこちらをお読みください。

    コメントを削除しようとしています。

    選択したコメントを削除しますか?

    エラーが発生しました

    エラー内容

    PAGE TOP