益田川（ますだがわ）ダムは、島根県所有の洪水調節専用ダムで、 ２００５年竣工の新鋭ダムです。 堤高４８ｍはそんなに高くもないですが、川の流れは素通しで ダム湖を形成しませんのでほぼその高さの絶壁になってます(^^;; 出水時に押し寄せる水と併せて、土砂の事も念頭に置いた設計で 大きな爪のような、砂防のような拵えが据えてあります。 なかなか物々しいです(^^;;

コメント4件

westhisa

とても興味深いですね。上流側ですね？ センターの砂の堆積がとても面白いです。最も土砂供給力のある隙間（スリット）を砂の形が見事に表現していますね！さらに興味深いのが、左手（簡易にスリットと称します）スリット上流側に、よく見ると切り欠きが施されています。もしかすると蓋（角落しとも言います）で、過剰な土砂供給を制御する目的があるのかもしれません。上流側に河床に降りる管理用通路が設置されていそうです。この発展番がHBBOで砂防では具合が悪く、CBBO+HBBOというカオスでコスパの悪い後付け工法に進化？退化？しているようです（関係者がいらしたらおこられそうです(-_-;)）。 超過洪水対策という都合のいい言葉がありまして、この切り欠きが都合よさそうにも感じます。 興味深いお写真、ありがとうございます。

2017年10月26日14時59分

Iron Johnny

westhisaさん コメントありがとうございます！ やはり専門でされてるだけあって、なるほど！ と感じました！ 超過洪水対策、初めて触れた単語です(^^;) 万が一の計画以上の際の工夫なんですね！ うわ、もっと知りたい！ このダムが上流の笹倉ダムとの連携運用と いうのも昨日今日で初めて知りました。 知らないままなんとなくではなくて、 興味の対象の背景や成り立ちを、本当に 自分の中に吸収したい思いでいっぱいです。 westhisaさんから頂くコメントも、どんどん 吸収したいですし、これまでのコメントも、 感謝の気持ちでいっぱいです。 これからもよろしくお願いしますm(_ _)m ご訪問ありがとうございました！

2017年10月26日15時15分

westhisa

こんばんは、ご熱心なので嬉しくなります。なんだかお写真と逸れてすみません。 超過洪水対策は、国の規定でたった2行の記載です。すごく悩まされます。 参考：国土交通省公式HP（河川砂防技術基準計画編） http://www.mlit.go.jp/river/shishin_guideline/gijutsu/gijutsukijunn/gijutsukijunn.pdf （web内15枚目、7ページ目） モロ、官僚・お役所言葉なのですが、この一文で国・地方での行政サイドの責任が減ります(-_-;)。実態は、地球温暖化の気象変動で計画規模が破たんしつつあることと、観測・モニタリング設備の充実で昔の経験を圧倒する真＆生データが増えすぎたことの、２つが背景にあるように感じています。 お邪魔しました<(_ _)> 追伸）今回、京都・大阪北部では日吉ダムがだいぶ頑張ってくれたようです＾＾

2017年10月27日00時17分

Iron Johnny

westhisaさん コメントありがとうございます！ 2.9 超過洪水対策 計画の規模を越える洪水により，甚大な被害が予想される河川については，必要に応じて超過洪水対策を計画す るものとする. なるほどです！ この一文で、規定した側が、 その拵えを設けたら設置者が 万が一の際の、その責を免れる・・・ そういう図式ですか・・・ この益田川ダムでは、実際に想定して それを具現したんですね！ 勉強になりますね〜(^^) またwesthisaさんの発見をお報せくださいね！ ご訪問ありがとうございました！

2017年10月27日07時24分

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