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伊丹の夜の望遠撮影は、いつもニコンの200-500mmを使っていますが、今回EF300mmF2.8LⅡとテレコンを使ってIS効果を比較テストしてみました。EF1.4XⅢを使った420mmF4の流し撮りでは、1/30秒でも拡大して見ると大きくブレて安定せず、背景の線も直線ではなく波打って写っており、ISがうまく機能していないのが分かります。ニコンの場合はいつも1/15秒で撮影しているケースですが、残念な結果となりました。カメラのミラーショックもすごく大きいので災いしているようです。
このレンズの性能自体は大変素晴らしく、EF2X使用の600mmF5.6開放描写は以前使っていたISなしのEF300mmF2.8LにEF2Xを使った場合よりもかなりシャープで、野鳥などでも積極的にテレコンを利用して絞り開放で撮影できる実力があります。軽量で手持ち撮影もしやすいので昼間の撮影用には申し分ありませんが、ISの駆動レンズ系がF2.8で大型になりますし、設計自体も古くなってきましたので、同じキヤノンのレンズの中でもEF100-400LⅡの新しいISには劣りますし、ニコンの新しいVRには遥かに及ばないようです。EF300mmとニコン200-500mmでファインダーを覗いて手振れ補正効果を比べてみても、EF300mmではゆらゆらするのに対して、ニコン200-500mmはベターっと貼り付いたように像が安定します。
2017年09月12日13時37分
アイガットリズムさん、コメントありがとうございます。このレンズを以前テレコンなしの300mmF2.8で使った時には、タキシングのゆっくりの走行の時には確か1/20秒位でも、もう少し綺麗に流し撮りできたように記憶していますので、テレコンなしで使った方が良さそうですし、この作例のようにバックの光跡が波打っていびつになるようなら、アイガットリズムさんのおっしゃるようにISをOFFにして、ビデオ雲台の上下方向を固定して、水平方向だけの追尾で流し撮りした方がうまくいくかもしれませんね。
2017年09月12日23時34分
koyama-nishi
この組み合わせは(カメラは5D-Ⅳ)キャノンショールームで確かめました。解像度が良くて気に入っていたのですが、ヒコーキ流しはしていませんのでびっくりです。野鳥やさんの間では人気で、2.0XⅡでもつかえるとのことでした。
2017年09月12日12時50分