都心近くでは大半が暗渠化された旧玉川上水の、限られた露天水路に咲いていたノカンゾウ。 ユリ科だとばっかり思っていたら、最近の分類ではススキノキ科キスゲ亜科ワスレグサ属だとWikipediaにあります。 ノカンゾウ、ヤブカンゾウ、ニッコウキスゲなどがワスレグサ属で、これらを総称してワスレグサと呼ぶのだそうです。 箱根湿性花園でこれに似た派手な花に「ヘメロカリス」とプレートが添えられていましたが、ワスレグサ属の洋名が”Hemerocallis”なので、園芸品種をヘメロカリスと呼んでいるのでしょう。

コメント1件

おんち・はじめ

ワスレグサ属はわりと最近までユリ目ユリ科に分類されていましたので、あちらこちらで検索するとノカンゾウはユリ科と書かれています。 １９８９年刊の山渓社の図鑑「野に咲く花」でもそうなっていました。 今はユリ目ユリ科ではなくキジカクシ目キジカクシ科と、完全に別の分類とされているようです。

2017年08月05日23時21分

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