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虞美人の悔し涙か紅き花 ひなげしは、虞美人草とも呼ばれる。 楚王項羽の寵姫、虞は、追われる項羽の足手まといにならないよう自らの命を絶った。 虞の墓には辺り一面にひなげしの花が咲いたという。 血の涙を流した虞を悼むように。 以来ひなげしは、虞美人草と呼ばれるようになった。 画の花は、長実雛罌粟(ながみひなげし)と言います。 文字どおり実が長いのです。
michyさんに教えて頂いたナガミヒナゲシの名。 路傍の花が今年も咲きました。 呼吸法のこと、そう思って頂き嬉しく思います。 長い息は心も調えます。息を、自らの心と書くのは、昔の人がそれを自覚していたからでしょうね。
2017年04月25日21時47分
このお話、司馬遼太郎の項羽と劉邦で読んだ記憶がございます。 虞美人草とヒナゲシが同じということを知れて嬉しいです(^_^;) 俳句も素晴らしいですね。
2017年04月25日23時03分
annshii46さん 項羽と劉邦を読まれましたか。 それなら虞美人の物語はご存知ですね。 虞美人草という言葉は、むしろ漱石の小説で知られています。しかしどういう意図でこういう題名にしたのかよく分かりません。 ヒロインとその母は、ずる賢い女。虞美人とは対照的です。 漱石は、虞美人草、すなわちひなげしを、ただ単純に群生する毒々しい赤い花と見たのかもしれませんね。虞美人その人とは関係のないネーミングだったと考えれば納得がいくのですが・・。
2017年04月26日00時22分
虞よ虞よおまえをいかんせん、でしたっけ。遠ーい昔に習った覚えがあります。ドイツにはケシの種を使ったパンやケーキがあるんですよ。漠然とこのケシかと思っていましたが、これは食用にはならないそうです。青黒いろとか、灰色、白のケシの種を使うらしいです。口の中でガジャガジャして私は好きじゃありませんが。
2017年04月27日04時46分
芥子粒のように小さい、という表現がある通り、この実には1000粒以上の種があるのだそうです。その小さな種をパンに混ぜてもガジャガジャするのですか。 ガジャガジャに、笑ってしまいました。
2017年04月27日15時42分
michy
悲しい物語を知ると一層愛おしくなるひなげしです。 優しいグレイの背景にオレンジの花びらと黄緑の長い実。 大好きなお花心に残ります。ありがとうございます。 健康のための呼吸法を教えて頂きありがとうございます。 私が先にさよならする訳にはいかないと思いますので試してみます。 忙しいなどと言いながら皆様のお写真を拝見して楽しませて頂いています。
2017年04月25日20時12分