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写真掌編：桜の下で ９：高校の桜６
J
B
人と写真をつなぐ場所
（９） 「それは僕たちにも言えるな。夜の席で話しが決まることだってあるよ。大きな声じゃ言えないが」 「おう、幸広、エリート役人は、そういうところではいつも左団扇だろう」 「いや、昔はともかく、今はそれほどでもないよ。ただ僕はいま地方出向中だから、出向先ではお客様扱いだなあ」 「幸広は、地方県庁出向中なんだよ」順一郎があとを継いだ。「そうすると、40歳、50歳の課長、部長が、28歳の幸広を、さん付けで呼ぶんだよ。「国の役人が地方に行くと、そのぐらい格が違うんだ」 ＊下につづく
吉夫君て何の職業でしょう。まだ明かされてませんね。どこか外国から帰ってきて時差ぼけしている。俳句の好きなおじいさんの影響で俳句のクラブを作った。教え方が上手で自分も楽しそうだった。というふうに僕という存在を控えめに表現しているだけで。早く教えてください。
2017年04月25日05時33分
早く読みたかったのに、、、 連れあいが少々体調を崩し病院へ。 年寄り二人家族なので私が健康でなけれとつくづく思いました。 でも大事に至らず良かったです。私事ですみません。 （３）までの男性３人が高校時代に戻ったように遠慮のない 会話で話すのがとても羨ましく思いました。 絵美子さんが茶会の後に句会を開くのが楽しいとのこと、 俳句を詠むのが楽しいと言えるほど吉夫さんの教え方が 素晴しかったのでしょうね。教えていただきたかったです。
2017年04月25日15時09分
michyさん それは大変でした。 大ごとでなくてよかったですね。 健康のためには呼吸が大事ですよ。 なるべく長く、ゆっくりと息を吐くのです。もちろん鼻から。 お腹の底の方から息を吐き出すようにします。調息と言います。 調息は長息。長息は長生きに通じているのです。 お忙しいのにコメントを頂戴して恐縮しています。 でもmichyさん、どうぞ無理をなさらずに。長息の呼吸でおやり下さい。
2017年04月25日16時33分
annshii46さん 返信が遅れました。 昔ほどではないにせよ、今でも夜の付き合いは仕事につながっているようですね。 とくに、表立って思うことを言わない日本の風土では、車座の酒席がものを言いますね。 愚痴にならずに、ポジティブな話になるといいのですが。
2017年05月05日14時47分
はなてふ
きょんキョン
730243
annshii46
wataruさん
今田三六
michy
楓花
yoshi.s
＊つづき 「そんなことないよ、いまの時代は。それは順一郎のお父さんの時代だよ」。「順一郎こそお父さんと同じ道を進もうとは思わなかったのか？お父さんは県庁の重鎮だったじゃないか、ついこの前まで。君なら国でも地方でも合格しただろうに、公務員試験に」 「僕は先生になりたかったんだ。吉夫の影響だよ」 「だって吉夫は先生になるなんて一度も言っていなかったじゃないか」 「うん。でも吉夫は僕たちに俳句を教えてくれたじゃないか。その教え方がすごく良かった。僕たちも楽しかったが、吉夫も楽しそうだった。それを見ていて僕も先生になりたいと思ったんだ。俳句の先生は無理だから、文字どおり先生。学校の先生だ」 ＊次の桜につづく
2017年04月24日23時04分