yoshi.s ファン登録
J
B
闇が昼を飲み込んで、夜がすべてを支配する。 そこに月が登り、微かな光がもたらされる。 やがて月は天の高みに座り、夜の闇にわずかな光を与え続ける。 その光によって人は夜の中でも歩き回り、その美しさを愛でる。 しかしその栄光も、昼が再びやって来る時までだ。 月は知っている。 自分は夜の闇の中でこそ輝けるのだ。 昼が無ければどんなにいいか。 しかし月は知らない。 昼をもたらす光が自分を輝かせていることを。 (写真掌編第一作)
紫色の何とも劇的な月雲。何かを暗示する様な情景。構図が見事ですね。 3000枚へのコメント有り難うございました。これからも更なる精進を重ねて行ければと思っています。
2017年03月15日18時53分
ninjin
夜は、天空に玉座を設え月王を据える。 真の支配者を帳の奥に隠すため・・・ yoshi.sさんの掌編小説のプロローグでしょうか?
2017年03月13日08時54分