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戸隠西岳山塊のP5です。 ある年の冬、山岳会のO氏、S氏、私の3人で、1月、2月、3月と3回登頂を試みたことがありました。 残念ながら登れませんでしたけれども。 1月、2月は雪が締まっておらず時間がかかり過ぎ、1泊2日ではとても無理でした。 そして3月、うぬぼれではありません、私の気力は充実していましたがほかのメンバーはそうでなく、 特にO氏は、本来は実力はあるのですが東京赴任から長野に戻ったばかりで、長い間厳しい山行をしてなかったのが痛かったですね。 下につづく
Pleiadesさん 全て熟読させて頂きました。 自分が物凄く小さな男だなぁ〜と感じました。 もっと今やるべき事、やらなければいけない事を頑張ろうと思います。 素敵な一枚を有難う御座いますm(_ _)m
2017年02月28日22時46分
素晴らしい登山をされましたね。 私は冬季登攀は他人の道具を借りて八ヶ岳と大山に行っただけですが、行く前にはかなり訓練しましたね。 非常に楽しかったですが、あの時のモチベーションは今となってはどこへやら。 夏の初歩的なアルパインクライミングも恐ろしくて出来なくなってしまいましたね(^^;)
2017年03月03日18時42分
考えただけで背筋がゾクッとするようなおはなしですね...(^_^;) お写真を拝見しているだけでもその険しさがわかります! とても美しい雪山の姿に見入ります(*˘︶˘*)
2017年03月04日21時19分
Pleiades
写真の中央のピークがP5ですが、左下に岩峰が2つあり、右側のやや低い岩峰の、雪を被った頭の下、ちょっと黒く岩が露出しているところが分かるでしょうか。 その基部を左にぐるっと回り込み、岩峰の裏側に出て右側を直上すると、80度くらいの岩壁の上がナイフリッジなっています。 その上には硬く締まった雪が1mほど。 その雪をピッケルのブレードで切り崩さなければナイフリッジには立てません。 急傾斜の岩壁を登り、ナイフリッジの上に立つまでがこのルートの核心部なのです。 ザイルを使っているとはいえ、ボルトにランニングビレーが1本取れただけで(戸隠は岩が非常に脆く、ハーケンやボルトが効くところが非常に少ないです。ボルト1本だけでは落ちた場合抜けてしまうかも知れず、ほとんど気休めくらいの意味しかありません)、下を見ると2、300m垂直に切れ落ちており、もの凄い高度感で目がくらむようでした。 私に卓越した技量、体力、リーダーシップがあるわけではないので、1人で頑張ってもどうにもなりませんでした。 岩壁を登り微妙なバランスでの雪の切り崩しで私はヘトヘトになってしまい、そこで3度目の試みも終わってしまいました。 後に、会の創立20周年の折、この時のメンバーのO氏が会長で、山岳会の記念プロジェクトとして戸隠周辺の尾根、沢をほとんど完膚なきまでに登りつくしました。 3月には、O氏ほか「岳人」の記者も同行して4人でP5の登頂に成功しました。 この時、私は何をしていたかというと、もう山に飽きてしまって、毎週上越でクロダイ釣りに熱中しておりました^^; 運がないとこんなものです。 因みに「20周年記念誌」は、「岳人」で表彰され、長野の書店、ICI石井スポーツ長野店で発売もされました。
2017年02月28日17時22分