Jimmy.S ファン登録
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サンクチュアリの奥のほうに何者かの足跡が見えますが、足跡の主は彼(彼女)のようです。 右の翼が折れ曲がっています。 かつて右の翼を骨折し飛べないタンチョウ「K子」がいました。この姿に「もしかしてK子!?」と胸が高鳴りましたが脚の認識票がなく、翼の曲がり具合も異なるので別個体です。 このタンチョウはただ一人、雪深い雪原を塒である川から給餌場まで毎日必死に歩いてきています。 給餌場の雪が溶け、春が来て、そして来年もその次の年も彼(彼女)がここ鶴居村で安寧に生き抜いてほしい。