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BORG 55FL は専用レデューサー無しでも中央は非常にシャープなので、これに Nikon の高性能2xテレコンを付ければ遠方銀河もイケるのではないかと思い、試 してみました。 流石に直焦点では周辺像が悪化するため マルチフラットナー1.08xDGを入れ、そ のうしろに Nikon2xテレコン TC-20E III を入れました。 カメラは D810A です。 f=540mm F10 となります。鏡筒長はわずか 34 cmです。
ホント、中央部に限ればエラい解像具合です。 おそらく日本のシンチレーションで分単位の露出を行ったときに写る限度の分解能は上回ります。 薄雲があったため少し暗めに背景を落としましたが、NGC3628 のしっぽはシッカリ写ってました。 (o^-')b D810A は、ISO1600 だと16枚はコンポジットしたいところです。
2017年01月06日22時04分
HUQ
ISO1600 露出16分×6 + 8.5分×1(薄明開始につきタイムアウト) SWAT-350 + SS-one mini 2軸ガイド 南知多にて 今回の南知多行きでは本来、レデューサー仕様の 55FL で冬の散光星雲を撮りま くることが目的でした。しかし冬の星座が撮り頃の時間帯は上空を雲が右往左往 し、結局2時過ぎには諦めてしまいました。 代わりに、普段はやらないことですが、今年の天候からすると万が一と思い忍ば せておいたテレコン仕様の 55FL に換装し、早朝の晴れ間の時間帯の全てを三つ 子銀河に捧げることにしました。 これだけF値が暗いと1コマ当たりの露出時間が掛かりますが、ガイドの信頼性 さえ十分であれば、後の画像処理は格段に楽です。 F値が暗いため、気温の変化に伴うピント移動に鈍感なのも利点です。
2016年12月31日03時36分