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紫禁城最大の宮殿でもある正殿、大和殿です。 現存する中国最大の木造建築物で、高さ35m、幅約63m、奥行き約33mもあり、しかもご覧のように三段の大きな台座の上に建っているので、数ある紫禁城の建物の中で最も大きく見えます。 ここは、即位の式典、祝日の祭典、政令の発布など重要な儀式が行われた所で、中央奥に皇帝の玉座があります。 大和殿の前庭は広大で、式典が行われるときには、この広場に官吏たちがずらっと並び、全員で三跪九叩頭の礼を行ったそうです。 古い石畳が当時の栄華を物語っているように感じました。
hisaboさん、早々にお越し頂きありがとうございます。 権力者は巨大な建造物を作り上げるというのが世の常ですよね。 当時の中国は世界でも類を見ない巨大国家ですからね。 そのスケールの大きさの一つが、ここに現れていると思います。
2010年05月09日11時22分
清水清太郎さん、いつもお越し頂きありがとうございます。 中国皇帝の絶対権力&中華思想からすれば、周辺諸国は属国で、皇帝の前では「三跪九叩頭の礼」を持って接するべし・・・というのは、この光景からも容易に想像されますよね。 今の中国の論理展開を見ても、その思想が底辺にあるのは間違いなく、今後ともつきあい方が難しいとなぁと感じています。
2010年05月09日11時33分
kenzさん、いつもお越し頂きありがとうございます。 この凸凹の石畳が歴史を感じさせるのですよ♪ 中央部は新しい石畳に変えられていますが、この凸凹が大好きです。 前々からやってみたかった構図が撮れて(^_^)Vでした。
2010年05月09日11時53分
タルタルさん、お越し頂きありがとうございます。 この凸凹の石畳と、間から葉を出す雑草をいれて撮ってみると、栄枯盛衰を強く感じた場面でした。 中国はまた場所や場面を変えて繁栄に向かって一直線です。
2010年05月09日12時14分
ここは、入場料(見学料)は徴収されるのでしょうか? ニュースで、言っていました。 ある文化遺産の施設は、入場者が一日で40万人以上、一日の収益が日本円で億を超えると。 これだけ収益が有れば、きちんと保全出来ると思うのですが? 中央集権を維持するのに、みんな別の所に集まって、文化遺産はほったらかし! タイトルから、そんなイメージが^^; 収益は、みんなミサイルに化けるのででしょうか^^;
2010年05月15日15時47分
やまびさん、いつもお越し頂きありがとうございます。 人民服に自転車・・・というイメージが今は全くありません。 中国の知識人らは1960年代後半からの10年間、つまり文化大革命が「失われた10年」と言っています。 かれらは、文化大革命でつまずいたと・・・・。 その反動が、今の発展の勢いになっていますね。 いずれにしても、今の時代、共存できる平和な関係を築いていって欲しいものです。
2010年05月15日16時18分
定丸さん、いつもお越しいただきありがとうございます。 はい、入場料払いました。 たしか・・・60元、日本円で900円弱だったと記憶しています。 北京はさすがに政治の中心地であり、海外から多くの観光客が訪れるので、万里の長城、明の十三稜、この紫禁城やその周辺の文化遺産は結構大事に維持保管されています。 地方の他の文化遺産にもいくつか行きましたが、保全に手抜きを感じたことはありません。 むしろ、古い景観を新しく修復しすぎているような感じを受けさえしています。 たとえば、この写真、昔からの石畳はご覧のような凸凹なのですが、観光客が通る場所は明らかに最近修復したツルツルの石畳になっていました。 むしろ、凸凹が歴史を感じるのですが・・・・。 中国は今や工業化による外貨獲得が巨大に膨れてきています。 税収もタップリです。 これらが軍事費にしっかり使われているのは間違いないですね(^0^;) どこかの国とは大違いです・・・・。
2010年05月15日20時54分
hisabo
ただただもう、恐ろしいほどのスケールとしか言いようがありません。
2010年05月07日23時50分