我が家のおじじが大切に育ててきた咲き分けの椿（本人はサザンカといっていたが・・・） おじじは齢９５。 ３月に入り、次々とやばい状況が訪れ、医者にも何で生きてるかわからんとまで言われたが、 不死身の男はどっこい生きている。 平壌、満州で死線をくぐり抜け 戦後の焼け野原を、たくましく歩んできたおじじ。 完全に寝たきりになったが、まだ意識ははっきりしており 遠いところからよく帰ってきたと、ワシをねぎらっていた。 根っからの釣りキチおじじに、夏には北海道でイトウを釣ろうと声をかけると 楽しそうやなと笑っていた。

コメント6件

air

一枚の作品にストーリーがあるなんて素敵です 椿も見事ですね こうゆう斑入りって貴重だと思います しかも「咲き分け」なんて 重厚感のある作品だと思います

2010年04月12日21時54分

森のくまさん

airさん コメントありがとうございます。 貴重な花だなんて言われて、おじじも喜ぶと思います。 ストーリーという程の物ではないですが 家族にとっては意味のある花なので これからも大切にしていきたいです。

2010年04月12日22時35分

森のくまさん

kaz　さん 椿だそうです。昔から実家に咲いていたのですが、実は私も詳しく知りませんでした　汗 この時季に帰省することはまずのないので、２０年ぶりぐらいに見たのですが 一瞬造花かと思いました。 まれに、赤い花や白い花とも混ざるようですが、毎年、庭で咲いているようです。 すごく、すご〜くきれいでした。

2010年04月13日22時07分

true

花に対する褒め言葉ではないかも知れませんが、 おじじ様の血潮が滾っているかのような可憐な色ですね。 私も最初は造花かと思いました^^;

2010年04月26日17時46分

森のくまさん

ture　さん お世辞にも可憐とはいえない人生を歩んでいるおじじですが、 花は見事に咲いておりました。 大切にしたい花です。

2010年04月29日18時13分

森のくまさん

追記 不死身の男は、またもや奇跡的な回復を遂げ ＩＣＵから一般病棟に返り咲きました。 寝たきりにはなりましたが、やはりおじじは強者です。

2010年04月29日18時14分

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