晴れ上がった冬空はあくまでも蒼く雪原をも青く染める・・・周りに人の姿は無く「忽然としてわが生存の不思議なるを感ず・・・」という国木田独歩の世界を実感する・・・

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空色しずく

蒼く染まる果てしない雪原はあなたと私のふたりだけの閉ざされた世界いつしか冷たい雪がそっとふたりを包み込むそこへは誰ひとりとして入ることができないふたりきりの美しい蒼の世界降り注ぐ太陽の光吸い込まれるような蒼い空だけがふたりの存在を知っているかのように優しく迎えてくれるここは　ふたりだけが存在する　美しい蒼の世界・・・

2015年10月01日19時18分