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kazusanさん ありがとうございます。 おっ普通だと思った瞬間、立ち止まって普通にシャッターを切り、何事もなかったように立ち去りました。 そんな感じです。
2015年09月22日20時32分
妻がきっと夕食を作って待っている。 主人公はいつもより遅くなった炭作りを切り上げ 必要分を押し車に積んだ。 暗くなった道を注意深く押していく。 あと少しと思ったその時、 空一面が眩くなる。目眩がするほどに。 えっ、UFO? 連れ去られるその時、一瞬妻を思った。 そんな想像をしながら見ました。 ミステリック感が少しあって素敵です。
2015年09月27日23時36分
妻は宇宙人だった。 ほかの村人にその日の出来事を気づかれないように、少し肌寒くなったからと、主人公に懇願したのだ。 UFOに乗った宇宙人には赤子の手をひねるような、造作もない出来事だった。 妻に扮したスパイの入手した情報のストックもある。さあ、解析を始めよう。 主人公は遠ざかる意識の中で、声にならない声で叫んだ。 宇宙人でもいい、君が誰でもいい、ずっと一緒に居たかった。
2015年10月04日08時03分
宇宙座標UDFj-39546284。 寅次郎はアース基地にワープ通信を済ませる。 30歳になった昨日でシグマ艦隊副長官に任命された。 宇宙戦争が始まるなんて想像もしなかった。 父がさらわれるまでは。 あれから15年、思えば遠くへ来たもんだな。と 夜の度に思う。 憎い母の声を聞きたい気も思うようになった。 人間として。 続くのかナア
2015年10月09日01時43分
シグマ艦隊は武器を持たない。光学ステルスがそれを可能にしたのだ。 寅次郎は鉄壁の守りの中で眠りに落ちていった。 夢だったのだろうか、語りけてきたその声は、いつも夕餉を知らせて くれたあの優しい響きだった。 あなたのお父さん、勇次郎さんが開発していた光学技術に注目する人は 誰もいなかった。 勇次郎さんは研究生活から引き離されて田舎暮らしを余儀なくされたわ。 それでも私と出会い、あなたが生まれ、勇次郎さんは幸福そうだった。 田舎暮らしも性に合うと言っていた。 私だって・・・。 でもあの日、頭の隅にたった一つ残っていたという技術実用化の課題が ふっと解決したと勇次郎さんが話してくれたあの時、歯車がコトリと 動いたのだわ。私の脳波にメッセージが届いたの。 「ミッションクリア、おまえが我らと共にあった記憶の封印を解いた。 次は勇次郎を草むらにおびき出せ。 おまえが地球人を深く愛してしまったことはわかっている。 傷つけたくないのなら、さあ」。 光学ステルスに守られたサイバー戦争も熾烈だが、彼らは光学ステルス を打ち破り物質戦争を再開させることに勝機を見ていた。 勇次郎の技術があれば、鉄壁と信じられていた光学ステルスの隙を 突けることに、彼らは気付いていたのだ。
2015年10月19日07時40分
ド〜ォンンンンン・・・・・ どのくらい経っただろうか。 青い匂いで海馬が刺激され目が覚めた。 まず黄色い花が目に入った。 霧のかかった山々が見えてきた。 そして 手押し車・・・・ 主人公は瞬きを大きく3度した。 戻ったのか。 それとも連続発振レーザの幻なのか。 でもこの匂い、この湿った草の感覚・・・ 間違いない。戻って 来た・・・・ 地球時間 2015:09:06 11:23:50。 くの字で横たわっていた主人公は 痛む左肩をかばいながら起き上がる。 次第に状況がクリアになった時 素早く行動に移った。 小型装置を作動 ISO125 SS0.033 0EV f8 ボタンを押す。 終わった。 CHOM-POOは思った。 これで広角空間の誤作動は起きない。 再び仰向けになり空を見た。 とりあえず最悪の事態は免れた。 そう思うと眠たくなり目を閉じる。 一筋の涙が出た事と 手押し車の炭が減った事に気付かずに。
2015年11月09日01時08分
kazusan
普通ののどかないい風景です。
2015年09月20日23時55分