「港の見える丘公園」から一人見下ろす景色。十年前のあの頃とさほど変わらない街並みに、ある種の驚きと共に、あの頃から時が止まったままの錯覚を覚えた。 ふと隣を見ると、君が並んで立っているのかとさえ思った。けれど、隣の空いた空間には風が軽く吹き抜けていくだけだった。 行政の思惑だけが重なりあう、風情とセンスの欠片さえ感じられない駅名。「元町・中華街」駅。この駅ができたお陰で、確かに同地域への利便は高まった。しかし、利便性の代償に、失うものも必ず出てくる。 駅ができる前、公園に行くためには、それで

コメント1件

rei@18

♪。。。あれが　あなたの　好きな場所 港が見下ろせる　小高い公園 あなたの声が　小さくなる 僕はだまって　外をみてる。。。♪ その昔…確か、こんな歌詞ありました。 まるで水彩画ですね。

2015年06月18日22時17分

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