尾形光琳が制作した、国宝「燕子花図屏風」は、伊勢物語第九段東下りの一節に因んだ モチーフとして、平安時代以来、絵画工芸全般にわたって広く親しまれてきました。 金箔地に緑青と群青の明快な装飾的構成、律動感あふれる燕子花の配置、左右隻での構図の対比も面白く。模様化されながらも生命感に満ちた燕子花の描写に活気を与えているそうで、モデルのかきつばたは知立八橋のかきつばたと言われています。 現在使用されている5千円札の裏面の印刷されています。

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