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講評者：HARUKI（日本写真学院講師） 講評カテゴリ：アーキテクチャ

人類の進歩と調和というテーマで1970年に大阪で開催された大阪万博。千里の万博公園に残されている岡本太郎デザインの万博のシンボル「太陽の塔」。当時小学生でしたが遠路大阪まで行って見上げた時に大きさに驚いた記憶が懐かしいです。塔全体を見据える遠景から正面から捉えながらも片一方の腕（羽根？？）を途中で切っていますが充分に全体像はわかりますし、この方が画面に動きが出るのですばらしいフレーミングだと思います。ヨーロッパ辺りの印象がする色合いになっているのはホワイトバランスのせいなのか、この日の気候なのでしょうか、良い意味で不思議な仕上がりです。せっかく良い写真でも撮影意図などや作者からの説明キャプションは書いて頂かないとコメントが難しいですので、次回からは必ずお願いいたしますね。