丈六寺。戦国時代、長宗我部元親は阿波国に攻め込んだ際、この地を攻めあぐねた。元親は一計を案じ、この地を治める新開実綱にこの地を確保することを条件として和議を申し入れ、実綱を丈六寺に呼び出し酒宴を開いた。好条件に実綱主従は大いに満足し、酒宴は盛り上がった。宴が終了後、実綱主従が、帰ろうと縁側に出たところを、隠れていた元親の家臣に襲撃され、全員殺害された。 歴史のドラマが記されたお寺ですが、いまはその面影を残すことなく、市民に親しまれている古寺である。

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