巨大涅槃造の足の裏から背中側へ回ると、長く伸びた廊下に金属製の鉢がずらりと並べられ、皆さん何やら入れながら前に進んでいます。 その光景を見て、ピンときました。 同じ仏教国である日本でも見られる光景、そう鉢が108つあり、煩悩をこの鉢に捨てていくのです・・・。 希望者は脇にある机の上に置いてある沢山のサタン硬貨をいれた入れ物を20バーツで購入し、それを順々に鉢の中に喜捨していきます。 サタン硬貨はここでは煩悩の象徴であり、硬貨を鉢に入れれた時に響き渡る音は、煩悩が消えていく音が聞こえるようです。

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