ある秋の北海道釧路湿原の川。あたりには、羆=ヒグマの痕跡がぷんぷんだ。食いかけのアメマスが散乱する。4時になったら、上がってくださいよ、そこから先はクマの時間なんだから・・・阿寒のガイドにそう釘を刺されていたが、気がつけば時計の針は6時近い！まさに、魚を狙う釣り師、時を見ず。しかし、夕暮れのゴールデンタイムには、やはり巨大魚が現れた。顎がせり出し、婚姻色に体を染めたオスの大型アメマス。オーパ！クマの恐怖もどこへやら。

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