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欅平駅直下の河原展望台付近で白馬岳2932m、唐松岳2696mから流れ出る祖母谷川が黒部川に流れ込んでいます。 今回の目的の一つに、この祖母谷川を遡ったところにある名剣温泉でした。 一風呂浴びて帰るつもりでしたが、ここへの遊歩道も通行禁止(T_T) 超〜〜残念!!! でも、このような素晴らしい景色を見られただけでもヨシでした(^.^)
ところで、「祖母谷」とは面白い名前だと思いませんか? この祖母谷川は上流で「祖母谷」と「祖父谷」に分かれます・・・。 実は・・・自然に囲まれたこの静かな谷に、嫉妬の怨念に取り付かれた悲しい女の物語があったのです・・。 以下、黒部峡谷鉄道HPの案内文です。 むかし、藩の黒部奥山廻り役に「竜左衛門」という侍がいました。 その妻「お新」は片時も竜左衛門のそばから離れないほど嫉妬心が強い女でした。 お新のあまりの嫉妬深さに、竜左衛門はお新から離れるため信州に逃げようと企みました。 大嵐の夜、ついに計画を決行した竜左衛門。 しかし、これに気づいたお新は自分を捨てた夫に怨念を燃やし、竜左衛門を追いかけました。 欅平を過ぎた先で、左右に分かれる闇夜の谷を右に逃れる竜左衛門、左に追いかけるお新。 夜の暗闇に険しい崖路のこと、やがて2人とも深い谷底へ足を踏み外し、死んでしまったといいます。 このことにちなんで、お新が死んだ谷を『祖母谷(ばばだに)』、竜左衛門が死んだ谷を『祖父谷(じじだに)』というようになったのです。 この祖母谷では、今でもお新が怨念の炎で熱湯を湧き出させているという言い伝えがあり、祖母谷の河原のあちこちで湯が湧き上がる様子を見ることができます。
2014年05月10日10時52分
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かつて学生時代に山行きをしていたσ(^_^) 白馬岳や唐松岳、五竜岳、鹿島槍ヶ岳といった後立山連峰は何度も縦走しました。 全て長野県側から入山していたのですが、一度はここ祖母谷から登ってみたいと思っていました。 その思いを実行出来ないままいたのですが、ン十年ぶりにここ祖母谷の入り口を目の前にして、かつての若き日の思いが蘇ってきました(^.^)
2014年05月10日10時52分