ヴォータン ファン登録
J
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さて、写真を持って池谷先生のところに、行って来ました。 自信は無い… モロッコのポートレート20枚と砂漠を含めた風景20枚です。 ドキドキ… お店に入って、 「おお〜ッ、来ましたね。では、早速見せてもらえますか?」 「先生、顔の写真…難しかったです。」 「うん、分かります。知らない外国ですからね。」 「声をかけるのも、勇気がいるし、怖いですよ」 な、な、なんだ?随分と行く前と違うことを、言ってる。 「うん、うん…」 と、いいながら、 写真を次から次へと、仕分けを始めました。 「わ
「Aの写真とSの2枚は、目の力が違う。 一番いいこの一枚は、モデルになってくれた女性は写真慣れしていない。 表情も硬い…けど、真っ直ぐ見てる「目」がいいなあ。 ほら、光ってるでしょ? なんか、東洋的、オリエンタルなんだよね。 そして、二枚目の彼女。 そらした目がいいねえ。 それに、左の流れるかぶり物のラインがマッチしていい。 写真なれした人物は面白くないんだよ。」 「この2枚、僕のやってる写真展に出そうよ。」 ええええええ〜ッツッツッツ! な、な、なんということだ! まぐれの写真なのに… 聞いてみました。 「先生、画家は風景にしろ、静物にしろ、構図、色彩、など多くを考えながら、自分の作品にしていきますよね。 写真だと、すでに被写体が用意されてます。それを撮って芸術作品といえるのですか?」 「いや、違うよ。被写体があっても、自分のベストなアングル、構図、を探すでしょ? なければ撮らない。 更に、プロは自分だけの、なにかを持って撮影して作品にするんだよ」
2014年01月16日12時31分
「よし、そうと決まったら、これからカメラ屋に行きましょう」 「ううう〜ん、半切がいいなあ」 そう言って、僕の車でカメラ屋さんへ… 持っているデータを半切写真に。 更に、先生の若干のトリミングが追加されました。 「いいのですか?」 「自信もって行きましょうよ。 この写真は僕の推薦ですから、駄目なら僕が恥をかくことになるので」
2014年01月16日12時31分
素晴らしいです! キャプション読むだけで勉強になります。 本物の先生に触れられて刺激になりますね。 先生からのSのお墨付き お見事ですね。 写真展のお話も楽しみに待っています。^^
2014年01月16日18時57分
ヴォータン
「わかりますか?」 「これは、S。そしてA、B、C。」 「うん、いいねえ。Sが2枚ある。」 「Cは観光、スナップ写真。 Bは、アマチュア。 Aは、ハイアマチュア。 そして、Sはプロ並みなんですよ。 この2枚は、篠山紀信でも納得するものですよ。」 と、最高の賛辞なので、逆に驚きました。 ??????なんで? 「この、40枚の写真のCのものを、減らす努力をしないといけません。 どこが、なにが?悪いのか。 これは、自分で探して、勉強していかなければならない。」 なんと、30枚近くはC!です。
2014年01月16日12時31分