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やっぱオリオンが好っきゃねん!

やっぱオリオンが好っきゃねん!

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    B

    焦点距離=40mm(APS-C)ISO=1600 f=2.8 露光時間=25秒×18枚+ダーク2枚をDeepSkyStackerで合成しました。 あと少しでオリオン座の時期が終わると思うと寂しいです。

    コメント8件

    yoshim

    yoshim

    頑張っていますね。オリオンはいなくなりますが、次はしし座おとめ座シーズン到来です。200ミリのレンズで数千万光年先の銀河が狙える場所ですので遠い物好きの私には楽しい場所です。短め露出で多枚数コンポジットでもいけると思います。(きれいに写すのは厳しいですが、6000万年前とかの光ですから写っただけでも感激すると思います)あと、ダークですが、できればライトフレーム(つまり撮影画像)と同じ枚数(もちろん同じ温度、同じISO 同じ露出時間です)無理ならせめてその半分くらいは撮ったほうが良いです。つまりこの場合、25秒9枚くらいはあったほうが良いようです(もちろんtakuro.nさんに教えていただきました)25秒なので18枚撮ってもさほど時間はかからないと思います。 あと、最後に、私は全然ベテランじゃありません。takuro.nさんですら私から見ればはるかかなたですが、「自分はせいぜい中級」と断言されています。それから見ると私なんか超初級です。これははっきり断言できます。本当の上級の方は、ブログで、、他人のブログなので題名を書いていいのか、迷うんですが、ぜひ見ていただきたいと思うので思い切って書いてしまいますが、「星の牧場」で検索してみてください。本当の上級というのがどういうものかわかると思います。私なんか見るたびに圧倒されてこれは一生無理だ思うレベルです。

    2014年01月06日01時41分

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    takuro.n

    端正なオリオン座ですね(^。^) しかし赤道儀をお使いでこの露出時間は勿体ないです(^_^;) 赤道儀の意義は露出時間を延ばせるということですし、40ミリで25秒では固定撮影とさほど変わらず、写りもそれなりになってしまいます。 確かスカイメモをお使いだったと思いますが、極軸合わせさえある程度がんばってあれば40ミリなら10分以上余裕で追尾してくれると思います。 この画像を拝見するとこのレンズは開放ではコマ収差と倍率の色収差が目立つようです。 ここはやはり一段絞り、露出も数分単位、4分とかを目指して撮ってみたいところです。 確かに枚数撮っておけばノイズ低減効果は高くなりますが、露出が短くて写りの弱い淡い部分を持ち上げようとすると結局ノイズは浮かび上がってしまい、枚数が多いことのメリットは半減してしまいます。 天体写真にも適正露出というのは一応はあります。 これは撮影地の光害の程度によらず、輝度ヒストグラム的に見てヒストグラムの山の頂点位置が真ん中かそれよりちょっと左、せめて左から1/3くらいの位置というもので、露出を決めるときは試写してその画像を確認するときに輝度ヒストグラムも出して確認するといいと思います。 勿論これはあくまでバランスの取れた位置ということで、対象や目的によっては変わってきますが、星野撮影であればこれで大きな間違いは無いと思います。 天体写真はノイズとの戦いとよく言います。 ノイズの程度を表すのにSN比という言葉を使うんですが、加算平均コンポジットを使うことで1枚画像のSN比に対して4枚だと倍良くなり、8枚でまたその倍、16枚でまたその倍というふうにSN比は良くなっていきます。 確かに対象を撮った画像同士をコンポジットしていくだけならだいたいその通りになるんですが、天体写真ではより良くするためにダーク減算やフラット補正ということを行うようになり、その画像のSN比が対象画像のSN比より悪いと結局出来上がった1枚画像のSN比はその悪い方に引っぱられてせっかく対象の写真をたくさん撮っておいても意味半減になってしまうわけです。 しかも上に書いたようにノイズ低減効果は4枚で倍ですので2枚ではほとんど意味は無く、残念ながらこの画像のSN比は正確に見れば対象をせいぜい8枚撮ったのと同じかそれ以下のレベルになってしまってると思います。 以上のようなことを考えると、画質の面からバランスが良いのは例えば対象を8枚撮り、ダークを4枚撮っておくといった感じでしょうか。 次の機会にはそのようなこともまたいろいろ試行錯誤されてみて下さい(^^ゞ なお、yoshi-tamさんが書いてくれている自分はせいぜい中級というのは私自身がハッキリそう思って書いてることに間違いありません(^○^) どんな世界でもそうでしょうが、上には上が、この世界でもとんでもない人達がいるわけですね(^◇^;)

    2014年01月06日07時34分

    カイヤン二世

    カイヤン二世

    yoshi-tam様、コメントありがとうございます。 知っている星座(夜空でそれとわかるもの)が5つ程度しかないので、素人でもわかり、明るいオリオン(しかも星雲まである)の季節が終わってしまうのが残念でなりませんでしたが、「6000万年前の光」と聞くと、何だかワクワクしてきました。明るい単焦点レンズは持っていない(唯一の単焦点はLじゃない100mmマクロf2.8だけです)ので、ズームでの挑戦になりますが、頑張ってみようと思います。それで少しでも腕を上げて、次のオリオンの季節が迎えられるといいなと思います。 お教えいただいたブログ「星の牧場」訪問してみました。びっくりです。画像処理について詳しく書かれてあるのを読みましたが、私にはまるで外国語のようで、チンプンカンプンでした。写真を見せていただいてため息が出るということでは、私からするとyoshi-tam様もtakuro.n様も「星の牧場」のブログ主様も変わりはありません。 画像処理のアドバイス&ブログの紹介、ありがとうございました。精進します。

    2014年01月06日08時40分

    カイヤン二世

    カイヤン二世

    takuro.n様、コメントありがとうございます。 いつも露出の決定で迷います。昨夜も最初はISO=800で40秒ぐらいで撮ったのですが、暗かったのでISOを1600に上げたのですが、明るくなりすぎたので露光時間を25秒にしました。いつもこんな感じで適当に(自分では真剣に考えているつもり)やっているので、キレイな写真が撮れないのでしょうね。 takuro.n様とyoshi-tam様のお二人がおっしゃっているように、次からはダークフレームもライトフレーム(いつの間にか専門用語を使っている自分にビックリ)と同数かせめて半分は撮るようにします。 それから、「輝度ヒストグラムの山の頂点位置が真ん中かそれよりちょっと左、せめて左から1/3くらいの位置」にも気をつけたいと思いますが、もしその位置じゃなかった場合(極端に左とか真ん中より右だとか…)はどう設定を変えればよいのでしょうか? また、DSSはの使い方はHPで個人の方が説明しておられるページに沿ってやっているのですが、R、G、Bの山を1つに重ねる時に、どれに合わせればいいのでしょうか?私はこの写真は一番右の山にあとの2つを重ねました。トーンカーブ?も右45度上がりになるようにと書いてあったので、最初はスライダーを一生懸命にいじっていたのですが、全部左端にすればそうなることに気づいてからは、そうしています。それでいいのでしょうか? わからないことだらけで、的外れな質問かも知れませんが、お時間のある時にお教えいただけると幸いです。

    2014年01月06日08時59分

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    takuro.n

    露出は固定撮影かガイド撮影かによって設定の仕方が変わります。 固定撮影の場合は露出時間そのものに制約があるわけで、あとは感度と絞りで調整するしかなく、それぞれの機材の特徴や好みによって高感度を使うことによるノイズの増加かあるいは絞りを開くことによる収差の増加のバランスを考えることになります。 ガイド撮影の場合は露出の制約が少なくなるため、ノイズを減らすために低感度にするとか収差を減らすために絞ることが出来るようになるわけで、これも何を大事にするかによってバランスを考えます。 この時の一つの基準として、現在のデジカメの高感度は基本感度のゲインアップ、電気的増幅にすぎず、この基本感度はどのメーカーでもだいたいISO200前後で、現在の技術ではISO800くらいまではノイズの悪化も比較的穏やかなのがそれ以上になると加速度的に悪くなっていく傾向にあると思われ、理想はISO800くらいで、ちょっと無理をしてもISO1600までで使うのがノイズ的には望ましく、絞りに関しては現在のレンズの大半では中央部と周辺部の解像度が平均して良くなるのはF5.6くらいで、それより絞っても暗くなることによって高感度を使わなければならないデメリットのほうが大きくなることが多く、これもガイド撮影で絞れるのであれば出来ればF4くらいで使うのがバランス的に優れているということがあります。 勿論好みの問題はあり、例えば絞ることによって出る光条が嫌で収差には目をつぶって開放で撮るというようなこともあるかもしれませんし、目的によって、例えば流星目的ならガイド撮影で同じ場所に蓄光出来る恒星と違って一瞬ですので絞りを開いて高感度を使ってとにかく一瞬の光を出来るだけ捉えられるようにするなどということはあります。 個人的にはやはりノイズも収差も少ない方がいいですので、カメラレンズでのガイド撮影時の基本はISO800のF4で、適正露出にするためには露出時間を調整するようにしてますし、それよりF値の暗い望遠鏡などの場合は仕方なくISOを1600にしてあとは露出時間で調整という感じです。 とにかくガイド撮影というのは露出時間を延ばせるということですから、出来るだけそのメリットを活かしたいものです。 次にRGBをどう弄るかですが、基本的にはGを動かさずにRとBを動かすことで合わせ込んでいきます。 これにはちゃんと理由があり、人間の目の感度はGが一番良く、RとBはそれに比べて悪いんです。 そのため現在のベイヤー配列といわれるほとんどのデジカメセンサーではそれぞれの受光素子の数がRとBそれぞれ一個ずつに対してGは二個になっていて、出来上がる画像のディティエールやノイズ感などにもGが最も影響が強くなっています。 天体写真の場合はディティエール以前にノイズを増やさないことがまず第一ですので、Gを下手に動かしてノイズ感を増やしてしまわないようにあまり弄らず、それに比べて人間の目には影響の少ないRとBを動かすことで調整するわけですね。 最後にDSSでの細かいことは私はあまり使い込んでないのでよく分かりませんが、トーンカーブの基本線は最初は左下隅と右上隅を結んだ直線になります。 これをそのあとS字状にカーブさせたりしてコントラストを付けていくわけですが、右下と左上を結ぶ直線にはDSSでしておくとしても、そのあとのコントラスト強調のための調整そのものは他のソフトのほうがやりやすいのではと思います。 以上、簡単ですが(^_^;)

    2014年01月07日19時00分

    カイヤン二世

    カイヤン二世

    takuro.n様、お忙しい中、早速質問にお答えいただき、ありがとうございます。 露出時間、絞り、ISOをいかに操るか、また、恒星や星雲を撮る場合に光条を出すとか出さないとか、また流星を撮影する場合は…等々、考えなければならないことが山ほどあるのですね。そしてそれ以上に撮影してきた画像をどう処理するかの方が更に難しい。 考えれば考えるほど気が遠くなり、星(天体写真)の世界がまた更に遠くなりそうです。 でも皆さんはそれをクリアする努力を重ねておられるからこそ、私たちが見てため息が出るような作品に仕上げることができるわけですね。 とにかく今は「カメラレンズでのガイド撮影時の基本はISO800のF4」と「画像処理ではGには触らず、RとBで調整」を念頭において頑張ってみたいと思います。 とても詳しい解説とアドバイス、どうもありがとうございました。

    2014年01月07日19時40分

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    takuro.n

    誤解があるといけないので一つだけ(^_^;) >「画像処理ではGには触らず、RとBで調整 というのはあくまで >R、G、Bの山を1つに重ねる時に、どれに合わせればいいのでしょうか という問いに対する答えです(^_^;) それ以後全体の明るさやコントラストなど調整するときはRGB個別ではなくまとめてやって問題ありませんので、正確にはカラーバランスを合わせ込むときはGには触らずRBを動かして調整し、そのあとの画像処理ではまとめてやって問題無いということになりますね(^^ゞ 天体写真は撮るとき考えたり処理に何日も費やすから面白いんです(^○^) 月に何度も無い機会、一度に撮ってこれるものもせいぜい数対象となれば、普段昼間の写真と同じようにオートで撮って来れて撮って出しJPEGで処理も必要無しなどとなればあまりに寂しく、趣味としてはただの暇つぶし程度になってしまうかもです(^_^;) 滅多に無い撮影チャンスに緊張し、次の機会までの長い時間を何度も処理し直して試行錯誤する。 これがこの趣味の良さでもあるんではと思います(^^ゞ

    2014年01月08日06時07分

    カイヤン二世

    カイヤン二世

    takuro.n様のご心配に違わず、完全に誤解していました。お恥ずかしい限りです。 お陰さまで、また1つ勉強になりました。 「天体写真は撮るとき考えたり処理に何日も費やすから面白い」 「滅多に無い撮影チャンスに緊張し、次の機会までの長い時間を何度も処理し直して試行錯誤する。 これがこの趣味の良さでもある」とても奥の深いお言葉。感じ入りました。 宇宙という壮大なものを被写体とする天体写真に対する考え方が変わりました。 ありがとうございました。精進します。

    2014年01月08日22時29分

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