平泉「毛越寺-大泉が池」の東北側にある「遣水」は、池に水を引き入れるためと造られたものだそうです。「作庭記」に記述されている四神相応・吉相の順流であり、曲がりくねる水路の流れに、水切り、水越し、水分けなどの石組が配されています。毛越寺の遣水は平安時代の唯一の遺構で、全国的にも極めて珍しいものです。この遣水を舞台に毎年新緑の頃に「 曲水（ごくすい）の宴」が開催され、周囲の樹木とあいまって平安の雅な情景が作り出されます。 キキョウ、ギボウシ、オミナエシ、萩など…秋を告げる花々が彩ります。

コメント5件

おおねここねこ

向こうの右はオミナエシでしょうか。 水を引き入れて作庭。昔からこういうのが有ったんですね。 曲水の宴を想像しながら拝見いたしました。

2013年09月07日12時05分

さいおと

東京も昨日・今日とやや涼しいですが、そちらは秋が一気に近づいてきた感じでしょうか。 平泉は近いうちに遊びに行きたいところです。

2013年09月07日12時13分

マッツン75

秋が着々と近づいていますね＾＾ 朝晩も涼しくなって過ごしやすいのは良いのですが、 天候が荒れ気味なので写真が撮れてませんorz

2013年09月07日20時35分

さくらんぼｊａｍ

昨年の12月初め、花巻温泉に泊まり、平泉、毛越寺、小岩井を訪ねましたが、雪が降る寒い天気でした。 花は何もなく寂しい風景でした。陽気の良い時に再度訪ねたいですね。

2013年09月08日00時09分

hatto

京都の枯山水ではなく、実際の自然を切りとられたような庭園ですね。小さな流れですが、ここを秋風が伝って吹いているのでしょうね。素敵な情景描写です。

2013年09月08日09時54分

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