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霧の中赤い蝶を追うバンビ

霧の中赤い蝶を追うバンビ

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    今回は5月7日に撮ったものを上げますが、ほんとはもう一枚撮っていたものがあったんです。 11時近くから1時前まで2時間近くも撮ったものが。 そして7日の夜も0時過ぎから1時半くらいまで撮ったものが。 しかしどうも私の間違いでどちらもどんなに補正してもうまくいかず上げる事が出来なくなってしまいました。 それは両方85ミリレンズに光害カットフィルターLPS-P2を付けて撮ったもの。 5日の日は例のサソリ頭部の上にデンと大きく重石のように浮かんでるへびつかい座の散光星雲。 7日のはサソリ頭部のみを撮

    コメント11件

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    takuro.n

    ったんですが、どちらもとても淡く、これはやはりLPS-P2使って赤のコントラストを良くしないとなかなか細部まで出てくれないかと思ったわけです。 じつはLPS-P2は偏光系フィルターで広角になると色カブリが出て使い物にならないのはよく知ってたんですが、ではどのくらいから使えるかというと体験的に70ミリではまだ駄目で85ミリからはなんとか使えると思ってました。 ところが今までこれだけ淡いところを浮かび上がらせようと強調するような使い方をした事がなく、やってみれば変な色ムラでどうにも補正のしようが_| ̄|○ 使ったカメラが違ったんですが、7日のピントは出したままテープで固定したままだったのでフラットを撮ってみました。 5日のはそれがもう出来ないので処理でなんとか出来ないかとGチャンネルを使ったシェーディング補正なども試しました。 しかしどうしても不規則な赤と緑の色ムラが取りきれず、無理に補正しようとするとその部分の色がすっぽり抜けて暗くなってしまい、じつはもう4~5日も格闘してたんですが諦めました_| ̄|○ ネット上では天文誌常連さんが100ミリ以下では使えないと書いてくれてたんですが、自分の狭い経験よりそちらを信じていればよかったか(>_<) 7日の夜は望遠鏡のガイドも調子が悪く、何度やり直してもまともに修正が入らなかったので結局上げられるのはこの1枚になってしまいましたが、まあ良い勉強になったと思う事に(^_^;) そして今日上げるいつものフォギーフィルターによる霧の中シリーズですが、ほんとはここは輝星がなくてこの焦点距離だとちょっとメリハリがないのでこここそ85ミリで撮りたかったところ(^◇^;) しかし持ってるフィルターの径と効果の強さの関係で今のところ85ミリに合うものを持っておらず、いつも通り50ミリで撮ってみましたが、ちょうど画面真ん中天の河が左右に分かれた間の暗黒帯の中に左上を向いて赤い蝶を追うようなバンビの横顔が分かるでしょうか(^^ゞ スカイメモにseo60DとSIGMA50ミリF1.4、フォギーB、プロソフトンAをつけ、ISO800のF4で2013/5/8の2時18分から撮った4分露出4枚を、RAP2、CameraRaw6、StellaImage6.5、CS5と通して処理。

    2013年05月17日17時44分

    Marshall

    Marshall

    takuro.nさん、こんばんは。 やはりフォギーも撮ってたんですね。これはこれで味があるというか素敵です。 takuro.nさんはこれは天体写真じゃないからといいますが、表現力豊かな立派な天体写真だと思いますよ。 真の天体写真を極めた方だけににできる技だと思い、私などとてもまねすることはできないと思います。 しかし前から皆さんが言ってるようにまるで宝石箱ですね! 今後も素敵な画像で楽しませ、またお手本として勉強させてください。m(__)m

    2013年05月17日22時10分

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    takuro.n

    Marshallさん、ありがとうございます(^^ゞ 私が元々こういう撮り方試すようになったきっかけになった写真が中判フィルムで画角的にはちょうど85ミリくらいの部分を実際に霧が流れている中で撮られたものだったんです(^^ゞ その美しさにびっくりして以来これを試してるわけで、やはり最後は85ミリでここを撮ってその記憶にある写真にどのくらい迫れたか見てみたいと思ってます(^。^) しかし拡散系フィルターの効果は焦点距離によって変わりますので、今現在50ミリだとちょうどいい効果と思いますが、同じように出来るかどうかはまったく分かりませんが(^_^;) 私もよくいえばくそまじめというか、どうも頭固い部分がありまして(^_^;) 天体写真というとどうしてもありのままの姿を追求したものという頑固な思い込みがあるわけです(^_^;) そのためならこそ多くの手間、それこそ1枚の処理に何度どころか大げさでなく何十回もやり直して何日もかかるような手間も惜しまないわけで、そういう写真に比べるとどうしてもこういうものを天体写真と呼ぶのは気が引けてしまいます(^_^;) しかしこれはそんなに難しい写真ではないです(^◇^;) 焦点距離とフィルター強度の組み合わせさえ探し出してしまえば誰にでも撮れますので、そのうち是非試してみて下さい(^^ゞ

    2013年05月17日23時09分

    yoshimpc

    yoshimpc

    今回も例のシリーズですね。いつもの通りの宝石箱で、とても美しいと思います。でももしかしたらこの美しい夜空と、takuro.nさんの腕前があれば、フォギーでなくても充分美しいかもしれないですねー。いろいろな散光星雲もバンビの横顔も、よりどりみどりで、豪華ですね。そのうち本当に霧の中で撮れたら素晴らしいでしょうね。

    2013年05月18日22時01分

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    takuro.n

    yoshi-tamさん、ありがとうございます(^^ゞ 例のシリーズです(^◇^;) 確かにここは普通に撮っても十分美しいところですが、こういう賑やかなところをフォギーで撮るとまた独特な美しさがあるので天の河の季節にはついつい(^◇^;) 確かにほんとはリアルな霧が流れてくれるとよりファジー感も出てすばらしい光景になるんです(^_^;) 私がこういう撮り方を試すようになった元の写真はまさにそういう光景、星のキラキラ感も揺らめくような美しい一枚でした(^_^;) さすがにフィルターでそこまで再現するのは難しいですが、チャンスがあれば現実の霧の中で(^^ゞ まあそんな時に限って適切な焦点距離のレンズ持って行ってなかったりもするわけですが_| ̄|○

    2013年05月19日01時37分

    Marshall

    Marshall

    こんにちは。 私は毎晩霧の中で撮ってますが・・こんなにはなりませんよ。(笑) まあ、霧にも程度というものがあるでしょうから一概には言えませんが、まず無理でしょ? 雲も多いけど、収穫のない日課となってしまった撮影に今晩も行かないとかな~? 12時前には一応行ってみましょうかね?準備はいつも万端なんだけど・・・m(__)m

    2013年05月19日18時33分

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    takuro.n

    Marshallさん、まあ霧の中といっても美しい写真になるのは肉眼では気が付かなかったような極薄い霧が通過していたなどという時なので、島嶼部の湿度の高さでは厳しいかもしれませんね(^_^;) それにしてもほとんど連日出撃されてるんでは?(‥;) それではそのうちいきなり倒れます(^_^;) まあ近所で撮れるから出来る事かもしれませんが、それでも夜型の生活になってしまうと色々支障も出てくると思いますので、休む時は徹底して休むようにといってもまだまだ無理でしょうか(^◇^;) 早くご自分なりのペースを見つけられるといいですね(^_^;)

    2013年05月19日20時33分

    婆凡

    婆凡

    綺麗ですねぇ~ こんな写真が撮れたらと、昔夢見た時期がありました。これからも楽しく拝見させていただきます。

    2013年05月19日21時33分

    NORI-O

    NORI-O

    takuro.nさんお久しぶりです。 天の川の全体を撮っていますが局所で見るとこんなにもたくさんの星の固まりなんですね・・・。 とても美しいです。 星撮影のプロであるtakuro.nさんにお伺いしたいのですが、 例えば雲一つ無い星空を撮影する場合のWBは何Kくらいがおすすめですか? ご教授願いたいです^^;

    2013年05月19日23時00分

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    takuro.n

    婆凡さん、ありがとうございます(^^ゞ 月の写真拝見して、これは経験のある方だとお見受けしました(^。^) おそらく機材は十分なものもお持ちと思われますし、昔といわず今でも十分お撮りになれるんではないでしょうか(^^ゞ デジタルも使い方が分かってくればフィルム時代より楽で便利な部分もたくさんありますので是非(^。^)

    2013年05月20日15時36分

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    takuro.n

    NORI-Oさん、お久しぶりです(^^ゞ でもお分かりのように私はプロなどという立派なものではなく、せいぜい中級のアマチュアに過ぎません(^◇^;) カラーバランスについては天体写真をやる人はみんな色温度ではなくヒストグラムのRGB各山をを直接弄ってニュートラルに持っていきますので、星景をやる人とはだいぶ趣が違うんです(^_^;) 色温度というのはあくまでカメラメーカーがチューニングしたセンサーとエンジンの関係の中でのみ通用するバランスで、改造カメラを使う事の多い天体写真ではあまり当てにならないわけですね(^_^;) それに星景の場合は前景にどのような人工光がどのくらいあるか、あるいはそれによる光害がどの程度あるかによっても変わってきますので、一概には言えないと思います。 天体写真の場合はあくまで天体メインですから、天の河や星の色味を微かであっても出来る限り抽出しようとします。 なのでカラーバランスはカメラ設定でいう太陽光、ケルビンにすればおそらく5500Kあたりが基本というか絶対の条件で、それ以外だと天体の色味が正しく表せなかったり下手すると埋もれてしまう事になるので、バックグラウンドの色味を青くしたり紫にしたりなど考えられません。 私の場合はたまに星景の真似事をやるにしても天体写真を撮っている脇、つまり人工光などないところで撮るので、天体写真の基本通り5500Kあたりで撮っている事になると思います。 しかし人工光の強いところ、多いところではそれでは人工光の種類によって前景が緑にかぶったり赤にかぶったりしますので、どうしてもそれを補正したくなると思います。 そしてそれは人工光の種類にもよるわけですので一概には言えないと思います。 しかし天体の色味、固定撮影では夏の天の河の濃い部分の茶色がかった感じとか、あるいは明るく赤い星の幾つかを写すのが精一杯とは思いますが、それを大事にするならやはりナチュラルにするか、補正したとしてもバックグラウンドが微かに青っぽくなる程度にとどめる必要はあります。 結局は何をメインに、大事にするかによって変わってくる度合いも違いますので、私の場合は星そのものを大事にしたいので色温度にすればおそらく5500Kあたりでやってますとしかお答えしようがありませんが、それでよろしいでしょうか(^_^;)

    2013年05月20日15時55分

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