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病院の長い廊下にたたずむ彼女。呼びかけに振り返った姿は張りつめていて今にも壊れそうな感じがした。 ■D800 + Zeiss MP2/100 at f/2.2, ss1/160sec, ISO3200(4.7EV) 撮影地：ベルギー ギャラリー「フラジャイル」
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講評者：鶴巻 育子（日本写真学院 講師）
講評カテゴリ：ピープル
作品一枚のストーリーが完璧に出来上がっている。苦悩する女性のイメージを知ると、美しい長く伸びる廊下も恐ろしくも思えてきて、引き込まれてしまいそうな錯覚にもなります。窓からの自然光をメインに、そしてトップの照明もそこまで強くないとは思われますが無駄なく使っているのに関心。影の焼き込みをするのは正解ですが、少々濃すぎると思いました。それによって、彼女自身の存在が薄れているようにも。
キンボウさん コメントありがとうございます。 ハイスピードレンズCarl Zeiss MP T*2/100 ZF.2の背景分離能力が優れているので主要被写体を引き立ててくれたのだと思います。
2013年02月24日08時29分
玉蟲大王さん モノクロはいつも２度悩みます。一度目は撮影時・・・二度目は現像時です。二度目ではカラーで見たイメージが頭の中に残っていてなかなかどちらでいくか悩んだりしています^^;
2013年03月03日08時39分
武藏さん コメントありがとうございます。 被写体を強調したり雰囲気を整えたりするためライティングをどうしようかいつもあれこれ考えて試行錯誤していますが、そういった事を考えているときが楽しいんですよね・・・
2013年03月03日08時42分
SH16T
たまじまん
tadeen
くさや
雲好き爺さん
桐島零司
ノリ__
ピロパンマン
Bernini
「ふたつの影」 病院の廊下。苦悩する女性をイメージし表現したいと考えました。光源としたのは画面左の中庭に面した窓から入ってくる光、と天井の照明の光を使いました。二つの光で女性の心の葛藤を二つの影に投影してみました。 窓からの光をメインライトとして女性の体前面を照らせるように窓の中央が正面に来る位置に立ってもらいました。そして照明の光が女性の右側（画面奥）にくるように調整しました。これにより女性の体全体のプロファイルが背景から分離するようにしました。足元の影の方向を見て頂けるとご理解しやすいかと思います。 現像についてはマイナス0.3EVほど下げるとともにトーンカーブでシャドウをしめました。影はそれぞれ少しづつ焼き込んでいます。 D800 + Zeiss MP2/100
2013年02月24日01時39分