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天空の村跡
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人と写真をつなぐ場所
奥多摩の廃村「倉沢」の跡地です。残念ながら、建屋は殆ど解体されていました。険しい山道を登ったとんでもない場所に、よくぞここまで開拓したものだと感心します。かつては200人ほどが暮らしていたとのこと。この村の人々は、みんなどこへ行ってしまったんでしょう。今どんな暮らしをしているのだろうか。幸せになってたらいいな。 一軒だけ生きている家がありました。一人のおじいさんが今もここで暮らしていました。
魂写さん コメントありがとうございます。 そうなんです。おじいさん一人で住んでいるんですよ（＾＾； とにかく険しい場所です。 私の足でも、たどり着くまでにバケツで水をかぶったくらい汗だくっす。
2009年08月01日21時48分
倉沢の廃屋も解体されてしまったんですか！ 廃村の雰囲気がとても心に響く場所ですよね。 解体される前に行ってみたかったです。 まだ人が住んでいるとは知りませんでした。 いつまでもお元気でいてほしいですね。
2009年08月02日11時25分
>GS30Zさん コメントありがとうございます。 そうなんですよ。倉沢解体されてました（Ｔ。Ｔ） 崩壊寸前で相当危険な状態だったらしく、 私のような変わり者がいろいろと訪れるから、 安全対策も含めてのことだと思います。 石垣と階段だけは残ってました。 下から見上げると、まるで巨大な城跡のような壮観な眺めなのですが、 写真に撮ると普通の城跡にしか見えないのでアップしてませんが（＾＾； 民謡のようなメロディーを奏でる鳥がいました。 もしかして、この村の歌を覚えたんじゃないかと勝手な空想に浸りました。 話によれば、倉沢は元々坂和家という一族の村だったようです。 もう何百年も前、一説には千年以上、とにかく昔々、 秩父の山を越えてこの地にやってきて村を開き、 林業と、それらの木を炭焼き加工して生計を立てていたそうです。 やがて奥多摩工業の社宅が誘致され、数十件の家々が立ち並び、 診療所、食堂、理髪店、共同浴場、共同厨房など、 コロニーとしての機能は十分備えていたというからオドロキです。 資材等は、おそらく牛や馬などで運んだのでしょう。 今も厨房の大竈と、浴場の跡が残っています。 倉沢の繁栄に陰を見せ始めたのは、ガスや電気の普及により、 炭の需要が落ち始めた頃からだそうです。 やがて車の走れる道が伸びてきたのですが、ここ倉沢までは来なかった。 社宅も他の地に移され、残った村人たちも年々収入が減り、 不便この上ない場所に留まる理由を失った人々は、 一軒、また一軒と山を下り、そして、とうとう一人ぼっちになってしまいました。 最後のおじいさん（坂和さん）が亡くなれば、倉沢の歴史はそこで完全に幕を閉じます。 これが、天空の村の物語です。
2009年08月02日18時52分
ppuw
凪沙
GS30Z
魂写
いなりゅ
魂写
人が村を捨てるには並々ならぬ理由があるのでしょうね。 ダムの底に消えた村の話も聞いたことがあります。 そういった廃村に一人住んでいるおじいさんも居るのですか…
2009年08月01日09時02分