前作、仏殿の須弥壇の真裏に、この出山釈迦がぽつんと安置されています。 前回の春のライトアップでも「影」と題してupしていますが、今回も影と板の木目が印象的だったので撮ってきました。 出山釈迦像といえば6年間の苦行を試みた仏教の開祖・釈迦が肉体を苛むことの無益さをさとって山を出たという様子を表現した像です。 頰のこけた頭部、肋骨が浮き出した体などの描写は迫真的で、中国・日本の禅宗美術では出山は重要な主題の一つだったそうです。 が、今回まじまじと見てみると、顔に微笑みが・・・。

コメント6件

hatto

私もまじまじと見せて頂きましたが、確かに微笑んでいらっしゃる様ですね。とっても味わい深い仏像ですね。

2012年08月16日13時40分

まこにゃん

板の木目、板にできた影、微笑み。 味わい深い仏様なのでしょうが・・一人では味わいが有り過ぎて怖いです・・。

2012年08月17日15時18分

TR3 PG@

hatto06さん、コメントありがとうございます。 今回G1Xでは比較的明るめに写ったので分かったのですが、出山の悟ったお釈迦様のお顔がほんと優しく見えました。 前作は暗くてどちらかというと不気味さが先に出ていたようです(^^;ゞ

2012年08月18日14時20分

hisabo

確かに微笑みを感じます。 左は柱でしょうか？ そこに出来た影も上手い構図を見せます。

2012年08月19日19時34分

TR3 PG@

まこにゃんさん、コメントありがとうございます。 キャプションにも書いていますが、この像は以前にD700でも撮っています。 が、今回G1Xで撮ったらまたいい味が出ました♪ 背後の木目がクッキリと表れ、また釈迦の表情も違って見えました・・・。 確かにちょっと不気味さも感じられますが、この仏の存在がとても雰囲気あるのです(^.^)

2012年08月26日11時16分

TR3 PG@

左は柱でしょうか？ そこに出来た影も上手い構図を見せます。 2012年08月19日 19:34:52 パーマリンク hisaboさん、コメントありがとうございます。 でしょ(^_-) 正直ちょっと不気味さもあるのですが、G1Xの描写が暗い光の中でしっかり仏陀の表情を描き出してくれました。 左は柱です。 ここに現れた影がたぶん意図的に表現されていると思います。 それを入れ込みました。

2012年08月26日15時17分

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