しちてん はっき ファン登録
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元は1955年まで存在した川上郡吹屋町(現在の高梁市成羽町吹屋・同坂本・同中野)であり、標高550mの高原地帯に位置する。 江戸時代中期頃より、幕領地として吹屋銅山を中心とする鉱山町へと発展し、幕末頃から明治時代にかけては銅鉱とともに硫化鉄鉱石を酸化・還元させて人造的に製造し、赤色顔料ベンガラ(酸化第二鉄)として日本唯一の巨大産地として繁栄を極めた。最盛期には銅山で働く従業員数が1200人にのぼった。山間に忽然と存在する、吹屋集落のベンガラ格子と石州瓦による赤褐色の重厚な商家の町並みは、昔日の繁栄