GXR + GXR MOUNT A12 + Voigtländer APO-LANTHAR 90mm F3.5 SL Ⅱ Close Focus (135 mm相当) 遠くで猫が佇んでいました。 川を渡った反対側なので、人が誰も寄り付かない場所です。 遠くから人の姿を観察しているかのように見えました。

この写真についてのプロからの講評 一般公開

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講評者：戸澤 裕司（日本写真学院 講師） 講評カテゴリ：ドキュメンタリー

等々力渓谷で橋の下、向こう岸にポツンと佇む猫を縦位置で引いて撮影されています。緑系に調色したモノクロに仕上げています。作者はこの猫に下界の人間達を見下ろしている気高さなどを感じ取ったようです。構図の決め方はセンスがあって良いと思います。ですがこれは普通のモノクロだとさほど強い写真では無い事がわかります。色調やレンズの特徴を生かして柔らかく仕上げたり、非常にテクニカルな見せ方は素晴らしい腕の持ち主だと思いますが、何故に作者はここまで来てこの写真を撮影して何を伝えたかったのか、という道義付けが薄いです。他の方のように、カメラの操作ができた、撮ってみた、写ってた！で喜ぶレベルではもうないのは明らか、その先の自己表現としての作品作りに是非進まれる事をお勧めします。

コメント5件

Gin&Tonic

かっこいい。。。フレーミング、色合いしびれます。 縄張りなんでしょうか。誇らしさも感じますね。

2011年11月14日00時13分

T-suke

＞Gin&Tonicさん コメントありがとうございます。 恐らく縄張りでしょうね。 奥の方には仲間がたくさん潜んでいるんだと思います。

2011年11月19日10時21分

T-suke

＞もくもくPさん コメントありがとうございます。 上部の影は意識しました。 ソフトを使って、青緑を強調してみました。

2011年11月19日10時30分

elmon

柔らかい影と光、そこにたたずむ猫、静かだけど力強い一枚です^^ １本の柱の存在も大きい気がします。

2011年11月25日01時39分

T-suke

＞elmonさん コメントありがとうございます。 遠くの方でこちらを監視しているようでした。 上から目線で下界の人間を眺めるような雰囲気です。 ピントは手前の柱に合ってしまいましたが、 遠くから眺める雰囲気が出ていて、これはこれで正解かと思いました。

2011年11月26日10時31分

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