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TR3 PGでも紹介した古刹善徳寺の本堂で毎年開催されている「むぎや踊り」の一幕です。 「むぎや踊り」は富山県の三大民謡の一つ「麦屋節」に合わせての踊りです。 約800年前、権勢と栄華を極めた平家一門が屋島・壇の浦の合戦に敗れてついに滅亡しました。 日本各所へ落ちのびた平氏の中に、人里離れた越中五箇山を安住の地とした人々がいました。 慣れない山仕事や農作業の合間に落人たちが都を偲んで唄い踊ったのが麦屋節の始まりだと言われています。 哀調を帯びた旋律にのせて描かれる落人たちの切なる心模様、凛とした
明るい照明の当たるステージからの印象には華々しいものを感じてしまいますが、 キャプションを読むと、ちょっと違う趣なんですね。 それにしても、夜のステージの鮮明な描写も流石です。
2011年10月26日11時18分
hatto06さん、コメントありがとうございます。 舞台に揚羽の紋が描かれていると思いますが、平家の家紋です。 この付近、揚羽の紋を家紋とする家が結構あります。 その一面を見ても平家の流れを感じることが出来ます。 むぎや祭は毎年敬老の日の前日、前々日開催です。 機会があったら是非お越し下さい。
2011年10月30日22時31分
おおねここねこさん、コメントありがとうございます。 はい、自分もこれがお寺の本堂かとビックリするようなステージ造りです。 平家の落人の伝承といわれる麦屋は、ここ城端の他、本家五箇山でも同じようにお寺の境内で踊られています。 この伝承、末永く残っていくものと確信しています。
2011年10月31日20時33分
hisaboさん、コメントありがとうございます。 この城端から山を越えて入り込んだ五箇山には多くの平家伝説が残っています。 なかでもこの麦屋節、そして以前にTR3 PGで紹介したこきりこ節が平家伝説の代表格の五箇山民謡でしょうか・・・。 ちょっと趣の異なる旋律がかつての栄華を誇った平家に思いをはせさせてくれます。
2011年10月31日21時02分
konishiさん、コメントありがとうございます。 はい、実はここ北陸でも平氏と源氏の戦いがありました。 有名なのが木曽義仲が富山県と石川県の境の倶利伽羅の合戦で平氏を破った戦いです。 たぶん、五箇山に隠れ住んだのはその末裔かも知れません。 舞台撮影のプロから褒められると照れます(^^ゞ
2011年10月31日22時28分
hatto
キャブ、歴史の勉強になりました。平家の落人なのですか、哀調を帯びた旋律の麦屋節聞いてみたいですね。 有り難うございました。
2011年10月25日22時17分