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このバラを見ながら、ふと昔のことを思い出していました。 今から30年ほども昔、大学生だった頃に雑誌で見つけてノートに書き留めていた詩のタイトルが「五月の不安」でした。 毎日、真っ暗になるまでスポーツの練習に明け暮れて、練習の後に図書館に通って落とせない単位のために勉強しつつ、時折息抜きに詩の雑誌などを手に取っては、惹かれた詩を書き留めたりしていました。
こんにちは。 私と同じような学生生活を送られていたのですね。 講義や実験の後、陸上競技の練習、その後図書館で勉強。 私の息抜きはカメラ片手のショートトリップでした。 盲目故の豊かな感性。 写真はほとんど目からの情報で形にし、見る側は100%目からの情報ですが、 一方、詩は視覚に邪魔されず本質的なところに触れられるような気がしました。 私も自然風景の写真を撮る前に一旦目を閉じて、何かを感じられるようにすれば 一歩成長できる気がしました。 素敵な詩をありがとうございました。 ネットで調べてもあまり情報がなかったので、次回図書館に行ったときに 調べてみようと思います。
2024年05月12日14時05分
starferryさんが学生の頃に作られた詩なのかな…って読みはじめました。 素敵な詩ですね^ ^ きっとstarferryさんもこんな素敵な詩を詠まれる方だとお見受けします。 写真作品からの想像ですけど…^ ^
2024年05月12日18時18分
>Tosh@PHOTOさん、こんばんは。 あ、これは私のではなく女性の詩人の方の詩です。平易でやさしい言葉の詩ですが、この詩を紡がれた方が盲目なのを知って、思わず書き留めて何度も読みました。初夏にバラを見るといつも思い出します。 この方は5冊ほど本も出されていますが世間的にはほとんど知られていないので、現在の消息もわからないです。お元気にされているといいのですが。
2024年05月12日21時56分
>run_photoさん、こんばんは。 同じような青春時代を送っておられたんですね。懐かしい時代ですよね。run_photoさんはその頃からカメラをされてたんですねぇ。実は今日も大学で現役とOBの試合(といっても遊びのような和やかなものですが)で私も行く予定だったのですが、妻の体調のこともあってやめておきました。 写真を撮るというのは見えなければ出来ないことですもんね。この詩を読んで著者が盲目と知った時、自分の目は見るべき物をちゃんと見ているのだろうか、耳を澄ませなければ聞こえないほど小さな声を、ちゃんと聴いているだろうかと自問自答したことを覚えています。そういえば花屋で働いていた頃、先輩で普段は面白いことばかり言っている方が、花を生ける時に時々、目を閉じてしばらくじっとされていることがありました。自分の中に問いかけておられたのだろうと思います。 この詩が掲載されていたのは『詩とメルヘン』という、あんぱんまんの作者のやなせたかしさんが主宰されていた雑誌ですが、既にずいぶん前に廃刊になっています。著作も本屋さんには置いていないので、図書館とかにならどこかにあるかもしれませんね。
2024年05月12日21時56分
>MightyGさん、こんばんは。 もともと子供の頃からしゃべるのは苦手だったのですが詩や文章を書くことが好きでした。よくわかりましたね(笑)。時々文章は写真のキャプションに長々と載せたりしています。そのうち私の詩もこっそり載せてみようと思います٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
2024年05月12日22時01分
starferry
「五月の不安」 ゆきやなぎれい おなじ五月に生まれても あなたはバラをうたわない あでやかで 香り高い バラを 高らかに うたいはしない 陽がきらめき 風がうたう そんな美しい五月に生まれ 光も風もわたしのものだと あなたは傲慢に言ったりはしない そんなあなたを わたしは好きだ 輝かしい五月の中で さりげない日々の話をし なにげない歌をうたう あなたは五月の不安 きらめく光 揺れる風 ----------------------------------------------------- 有名な詩人さんではありませんが、盲目のゆきやなぎさんの言葉が若かりし私の心に響き、今でも時々思い出します。
2024年05月12日13時43分