先の美しいフレスコ画の家の筋向かい…広場にこんな噴水がありました。複雑なブロンズ製です… Google Mapには「Bronze Fountain depicting the plague and founding of the Passion Play, Oberammergau」とあり、「疫病と受難劇の創始を描いたブロンズの噴水、オーバーアマガウ」となります。これには深い歴史が刻んであるようです… コメント欄につづく

コメント1件

TR3 PG@

1632年、ヨーロッパ中に猛威をふるったペストにより多数の被害が発生しました。ところがオーバーアマガウでは奇跡的に被害が少なかったのです。信仰篤い村の人々はこれは神の御加護によるものだと神に感謝して、「私たちの主イエス･キリストの苦難と死とそして復活の劇を演じます」と誓いを立て、1634年以来380年以上も受難劇を上演し続けてきました。出演、制作は全てアマチュアの村人たちで、上演にあたる年は本職を休むほどで、演じられる劇はまさにスペクタクルだそうです。こういう歴史的背景を知っているのと知らないのでは一時の立ち寄りでの見え方や思いが全く違ってきますね…

2024年03月20日07時43分

新規登録・ログインしてコメントを書き込む