さて、街の西端、かつて帝国の城(Burg)があったブルク公園から南側に素晴らしい景色が広がっています！淡い朝焼けに霞んでしか見えませんが、何故ここに中世の城砦都市が発達したのかがわかる景色です。高さ約100mの崖の眼下にタウバー川渓谷が蛇行して流れ、街の西側が要害の自然地形になっています。街は高さ8〜10mの城壁で囲まれていますが、このタウバー川渓谷側は高い城壁は必要ありません。かつての帝国の城もタウバー川渓谷に馬蹄状に張り出した台地にあり、城砦にうってつけの地形だったのです。

コメント1件

TR3 PG@

城郭都市であるローテンブルクには監視や街の出入り管理のために監視塔や門が沢山あります。この光景にもいくつかの塔が見えますが左からホーエンナーシュ塔・Hohennersturm、先ほど行ってきたジーバーシュ塔、右にグロッサー塔/Großer Stern、ほぼ中央部に突き立っているのは南端の門ジュピタール門/Spitaltorにあるジュピタール塔/Spitalturmです。これらの塔沿いに城壁(市壁)が連なって街を囲んでいるのです。ちなみに、この写真の中央右寄りに見える大きな建物はユーグントヘルベルゲユースホステルローテンブルクオプデアタウバー/DJH Jugendherberge Rothenburg ob der Tauberというユースホステルでローコストでお勧めだという話を後で知りました。また、立地的に旧市街にはないスーパーマーケットが近くにあるので連泊時に便利なことや、ここからの街の眺めは最高らしいとのことです。ちょうどこの反対側から街の中心部が見えるロケーションなんですね。このユースホステルのすぐ向こうが南端の門ジュピタール門になりますが、今回は残念ながらここまでは行っていません。今から思えばジーバーシュ塔から先にもう少し行っておくべきでした(^^;ゞ

2024年02月26日07時12分

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