ゆく雲に鴨一羽乗る水の上 雲は常に行く。 その雲を映す川面もまた流れ行く。 そこにあるように見えるが、それは移りゆく一瞬一瞬の仮の姿に過ぎない。 　行く河の流れは絶えずしてしかももとの水にあらず　– 鴨長明 – 世にひと時として止まるものはない。 人もまた同じ。そこにいるように見えるが、いつでも移り変わり行く。 昨日の自分さっきの自分と、今の自分とは違う。 ならばせめて、ただ流されるのではなく、自らが流れたい方向に流れてみようではないか。

コメント4件

キンボウ

流れ流れて〜〜今は佐渡島。 面白い人生だったですよ＾＾

2023年12月20日09時14分

yoshi.s

キンボウさん 自らそう思って佐渡島へ。順徳天皇のように流されたのではなく、自らの意思で。 だから昔居た都を懐かしくは想っても、恋い焦がれることはないのでしょう。 キンボウさんの流れて行こうとする新しい人生はやっと今始まったばかり。 これからも面白い人生になりそうです。

2023年12月20日10時03分

GX400sp

あぁ・・・沁みますねこの句とこの一枚。 素敵です。

2023年12月21日22時39分

yoshi.s

GX400spさん 嬉しいおっしゃりよう。 ありがとうございます。

2023年12月21日23時26分

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