yoshi.s ファン登録
J
B
のんびりした住宅街に、あざやかな黄のバイク。 光と影に覆われたその姿を見た時、稲妻だ、と思った。 稲妻は、稲のつま。つまとは、古語では、妻でもあり夫のことでもある。 この場合は、稲が育った頃に起こる雷が実を結ばせると考えるので、いなづまは稲の夫(つま)だ。現代では、つまの表記は妻だけになったので、稲妻と書かれる。 だから稲妻とは、一瞬に輝き去って行く男のことだ。 考えようによっては、無責任なものだとも思うが、ここ一番という時に働くのが男なのだろう。 でも、最近は男も育児をする。悪くないね。