いつもの公園が花舞台になった。これは山桜で、いつもなら葉が出てそれから花が咲き始めるのだが、今年は花の方が早く、葉が追いつかない。それで葉と花の揃い踏みが身上の山桜の清純な風情が、まるで染井吉野のような絢爛たる花模様になったというわけだ。見事だからそれでもいいが、でも自然の在りようが変わっている。これでいいのかなあ、とも思う。もっとも、この１〜２日後、花があるままに葉が出始め、山桜花らしくなったのだから、考えてみれば、吉野桜と山桜のいいとこ取りをしたことになる。ラッキー！と言うべきかな。

コメント2件

ペペロンターノ

ナルホド、目の前に広がるひとときの幸福か？未来の自然界への憂慮か？それが問題ということですね。「あるがまま」が、人の手でコントロールされてゆく現代社会。「思い上がるではないぞ。花の表側だけを見るなかれ。裏側にも目を向けよ。さて、今の快楽か将来の約束か、汝どちらを選ぶ？」もしかすると、このラッキーは自然界が我々人類に託した無言のメッセージなのかもしれません。選択するのは人間、裁くのは自然界・・・。あ、もしかしてyoshiさんからの直々のメッセージ？う～～む・・・、深読みしすぎでしょうか？（笑

2023年04月12日23時46分