写真共有サイトPHOTOHITO人と写真をつなぐ場所

yoshi.s yoshi.s ファン登録

写真句:写真エッセイ:写真歌:花姫君4:にほひぐさ

写真句:写真エッセイ:写真歌:花姫君4:にほひぐさ

J

    B

    花の香に顔近づけて匂い草 1週間前。寒波襲来の数日前。 早い開花に驚き、喜び、顔を近づけて匂いを嗅いだ。 微かな梅の花の匂いは上品で、匂草の名がぴったりだ。 菅原道真が、東風(こち)吹かば匂いおこせよ梅の花・・、と詠んだのが分かる。 寒の最中に行った時には、花が閉じていた。耐えているのだろう。 暖が戻り、また花が開く時を待っているよ。 あの匂いを、もう一度嗅ぎたい。  東風吹きて匂いさそへや木(こ)の花に         待ちこがれたる人もありなむ *木の花も梅の異称。

    コメント10件

    Zacky01

    Zacky01

    >花が閉じていた 木は自分で動けないように見えますが、そんな事はないのですね。お花を守る梅の木が愛おしいくなりました。 「待ちこがれたる人もありなむ」ですね。

    2023年01月29日18時52分

    KT   PHOTO

    KT PHOTO

    梅の花沢山咲きはじめましたね。 とても良い香りが写真からも伝わってきます(^^)

    2023年01月29日19時11分

    yoshi.s

    yoshi.s

    Zacky01さん はい。暗くなると閉じる花は結構あります。 梅は寒くなると閉じることを知りました。 いのちをつなぐしべを守ろうとする働きなのでしょうね。 人間も動物も、植物も、いのちあるものはみな同じですね。 はい。梅の香りを待ちこがれています。

    2023年01月29日19時12分

    yoshi.s

    yoshi.s

    KT PHOTOさん この季節に、しかも咲き始めは今月上旬なのには驚きました。 ひそやかな香りですから、顔を近づけます。 とても上品な香りで、いつまででも嗅いでいたいのですが、何しろ道端ですから・・。 これが梅林になると、歩いているだけで梅の香に包まれます。 もうじき梅林の花も咲き始めるでしょう。

    2023年01月29日19時23分

    頂雅

    頂雅

    ふくよかに笑みが溢れるような咲きよう ですね。春が近いと元気をもらいます。 無事に寒さを耐えて立派な実を結ぶこと 願います。(*^^*)

    2023年01月29日20時50分

    yoshi.s

    yoshi.s

    頂雅さん おっしゃる通りです。 まだこんなに寒いのに、このふくよかさ。 この寒波で一旦は窄みましたが、寒に耐えてもう一度花が開くことを願っています。

    2023年01月29日23時27分

    いずっち

    いずっち

    梅の木。 母は長女だったので、もう跡を継ぐ者がいなくなった母方のお墓を、嫁いでからも ずっとお守りしてきました。三重県にあったので、私も一緒によくお参りに行きました。 私は お仏壇を預かり ずっとお守りをしていました。 ある日 母から突然「お母さんがいなくなったら、長女のあなたが継ぐ事になる。そして あなたがいなくなったら孫へ。これ以上世話をかけることはしたくないから永代供養をすることに決めました」と言われました。上げ法事を全て終え、家からお仏壇を引き取りに来られた時は 母と泣きながら見送りました。 そして両親から「死んだら土に還る樹木葬にしてほしい。梅の木にしてほしい」と言われました。驚きました。 母方の実家は「梅屋」という屋号の鬢付け油を代々営んでいたので、たぶん思い入れがあったんだと思います。 父が亡くなり お骨納めをした時は 紅白のしだれ梅が満開でした。 でも月日が経ちだんだん梅の木が行く度に元気がなくなってきているようで母は気に病んでおりました。 母が入院してからお寺さんにお参りに行くと ほぼ枯れ木になっていました。母には言えませんでした。 母が亡くなり 庵主さんに母が気に病んでいたことを伝え、新しい元気な梅の木をご寄付させてほしいと思いきって申し出たところ、とても喜んでくださいました。庵主さんも一生懸命手入れをしてくださりながらも元気がなくなっていく梅の木を気に病んでおられました。 1月半ばに植え替えが無事終わり、3月の頭にお骨納めをします。 その時には 暖かくなって少しでも咲いていてくれたら嬉しいなと思っています。 咲いていたら、私もそっと嗅いでみようと思います。 長々とごめんなさい。この画を眺めていて 父母の顔が浮かんできました。

    2023年01月30日10時18分

    yoshi.s

    yoshi.s

    いずっちさん 胸が詰まりました。 でも梅の木に希望を見ることができます。  大いなるいのちのもとに帰りたる        父母の姿を梅の木に見る

    2023年01月30日15時39分

    いずっち

    いずっち

    ありがとうございます。 頂いた句、大切にします。

    2023年01月30日16時03分

    yoshi.s

    yoshi.s

    いずっちさん 胸の内をお教え下さって、こちらこそありがとう。

    2023年01月30日20時20分

    新規登録ログインしてコメントを書き込む

    同じタグが設定されたyoshi.sさんの作品

    • 写真エッセイ:ささきの浜:NTW299
    • 写真エッセイ:花貫渓谷1
    • 写真句:雨上がりの夕暮れ1
    • 写真エッセイ:アメリカ見たまま記13:朝日の中
    • 写真句:春告草
    • 写真歌:エル・ドラード2:黄金の香り

    最近お気に入り登録したユーザー

    写真を削除しようとしています。

    本当に写真を削除しますか?

    こちらのレビューを他のユーザーに公開します。

    レビューを公開しますか?
    講評の公開設定については必ずこちらをお読みください。

    コメントを削除しようとしています。

    選択したコメントを削除しますか?

    エラーが発生しました

    エラー内容

    PAGE TOP