春彼岸の雪。 白に覆われた大地。清浄を感じる。 しかし去年のこの時期、ここは一面の黄。菜の花の野だった。 だが間もなくその菜の花の野は、水路浚渫の泥で埋められ、ただの土の野となった。 そしてそこにこの春の雪。ならされた土の野は薄い雪化粧をして美しい。 しかしもしここがあの菜の花の野だったらどうだっただろう。それを想像をすると、そのあまりの落差に呆然とする。 どちらが良いということではない。すべてを埋め尽くしてゆく時の流れの前に、私たちはただ佇むしかないのだ。 ＊去年の今頃の画のアドレスは下に

コメント7件

yoshi.s

＊去年の今頃 https://photohito.com/photo/10241621/ この落差の感覚が、コロナのこと、そしてウクライナのことにオーバーラップする。

2022年03月27日15時50分

裕369

理不尽なことが多いですね。

2022年03月27日17時06分

ジョニー森永

厳かな雰囲気ですね。 （是非　小説も執筆してください）

2022年03月27日20時07分

yoshi.s

裕369さん ここのところ、心が優れませんね。

2022年03月27日22時04分

yoshi.s

ジョニー森永さん 協力してくれますか。 参考モデルとして、ジョニーさんのOutline を知りたいな。

2022年03月27日23時38分

楓花

去年は菜の花が見事に咲いてたのですね～。 仕方ないと言えばそれまでですが 周りの馴染んだ風景が変わっていくのは寂しいですね！ コロナも、ウクライナのことも早く収束してほしいです！！

2022年03月28日12時20分

yoshi.s

楓花さん すべては移り変わってゆきます。仕方のないことです。 せめて心に、そして写真に刻んでおきましょう。

2022年03月29日20時44分

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