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古民家は何々家とあるだけなので、中村敦夫さんとの思い出を書いてみようと思います。 72年放送開始時、私は浪人中で、世間に背を向けて孤独に生きる紋次郎のハードボイルドなカッコよさに、多くの日本人と同じく熱狂しました。 村社会型の同調圧力が身についている日本人には、一人我が道を行くハード・ボイルドは監督も役者も表現できない世界だと思っていましたからなおさらです。 その25年後に新宿の行きつけの店で偶然知り合い、仕事を依頼し、酒を飲んで語り合う関係になるとは夢にも思っていませんでした。