雲隠れした山並みに冬支度にはいったダケカンバ、その足元には緑のハイマツに一際目を引くナナカマドが彩りを添える。乗鞍岳の緩斜面　最終便のシャトルバスでのぼる車中　あの光景に胸が弾む。幼少の頃、プレゼントの箱を開ける前の喜びその物だ。子供の頃と何も変わっていない自分に一人笑いを浮かべカメラグリップを握り直す。山影になり光が弱まり彩りのトーンも幅が広がり、再会できた喜びに、カメラを握る手に力が入る。１０数カット撮影したうちの一枚です。おはようございます。

コメント2件

かもんチャン

おはようございます。ナナカマドの赤色が印象的な写真です。「白樹急秋」の作品より色合いが美しいです。乗鞍岳シリーズの写真を見ると、山で一夜を過ごす意味が分かってくる気がします。

2021年11月12日05時26分

mrio5

かもんチャンさん　おはようございます。コメントお寄せ頂き有難うございます。撮影機材を含め持ちもむ重量は２０キロを超えてしまいますが、深夜の星景撮影後ゴリゴリと豆を挽き、湯を沸かしてコーヒーの香りに浸り、星を見あげる至福な時間も楽しめ、一夜を山で過ごしています。シャトルバスで上がるのでこの年でも何とか楽しめています。有難うございます。　

2021年11月13日06時09分

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