Khmer ファン登録
J
B
写真指編3
日本語の映画のタイトルはシアタープノンペンです。カンボジア初の女流映画監督の作品、東京国際映画祭で特別賞を受賞されました。クメールルージュ下のポルポトによる大量虐殺と破壊から逃れたたった一本の恋愛映画です。カンボジアでは最後の一本(一巻きのリール)の意味でThe Last Reelと呼ばれています。因みに東洋のパリはポルポトが政権を樹立する前の時期の映画に出てくる、主人公の姿として感じました。しかしその美しい東洋のパリもクメールルージュの手によって破壊されて行く情景もこの絵には感じます。引き裂かれていく彼女の顔面、次のモノクロームの写真はクメールルージュの赤だけを強調し、女性の苦しみの始まりを表現したく思いました。最後の老婆のモノクロームはポルポト時代の終わりをむかえたカンボジアですが傷だらけになった女性の過去ではありますが、二度と起こしてはいけないこ過去を悔いり、平和を祈る意味も込めて青だけを強調してみました。現代の若者達に忘れては決していけないカンボジアの過去の歴史を思い出させる3枚の絵画を写真の力も借りて表現したかった自己がそこには存在しております。東洋のパリ、クメールルージュ、平和の三つの変遷をこの三作の絵画を使用して表現したい自分がいます。これらの絵画はプノンペン中央駅のバルコニーの部分に展示されてはいますが、公開はされておりません。許可を取って写真だけを撮らせて頂きました。乱文をお許しください。
2021年09月24日21時55分
詳細にお教え下さりありがとうございます。 ラストリールは、破壊を免れた最後の一本の映画という意味なのですね。 Khmerさんはそれを三枚の絵の写真で表現しようとした。 美しい街が壊されて行く様。苦難の時。やがて平和が訪れるがまだ過去の痛みを背負っている。 女性の肖像を通してあの時代を表現したのですね。 美しい中央駅にあの苦しみの歴史が絵の形で記録されている。Khmerさんはそのエッセンスを掬い取ったのですね。 とても美しく、哀しい画です。
2021年09月25日10時56分
yoshi.s
現代的な、光の素敵な建物の内壁に、現地の人々のポートレイトの絵が掛けてある。展覧会なのか。公共の建物なのか。 なんだか不思議な感じのする空間です。 絵自体はいいですねえ。見事です。ラストリールとは作家の名前でしょうか。 ただ、写真指編としては、分からな過ぎる指編(語句)です。
2021年09月24日21時02分