ご隠居鳥 ファン登録
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第二次世界大戦後の日本は灰燼に帰し、軍需産業と財閥の解体により、産業は疲弊していました。 そんな状態でも庶民は民生品の製造に立ち上がりました。 高度成長期の始まるころまでには、カメラやレンズの製造・販売に取り組む中小の企業が乱立し 「AからZまでのブランド名があった。」と言われる状態でした。 このAUTO MAKINON ZOOM 28-80mm f=3.5は東京の五反田にあった町工場の製品で、海外輸出専門 でしたので、作りは悪くありません。LUMIX DMC-G1に装着し試写してみました。
三流京都人様 こんにちは コメントをいつもありがとう御座います。 私は東京の大田区生まれで、池上線沿線に住まいしていました。 当然、戸越銀座から五反田間にあったこのマキナ光学のデッカイ 看板は見ている筈ですが、記憶に御座いません^^。 それもその筈で、海外輸出専門のメーカーで、国内ではマキナ 製品の入手は難しかったようです。 確かにあのころは民主導の活気あふれる時代で、カメラ業界の 主導で、輸出用の日本製カメラ・レンズの品質検査を自主的に 行うための財団法人日本写真検査協会(JCII)が設立され、 海外での日本製カメラ・レンズの評価を高めました。 今でもe-Bay等の海外オークションで往時の日本製品を落札すると このJCIIのラベルが貼られたものを逆輸入することが出来ます。 ご隠居鳥 拝
2021年08月22日16時18分
クメールの風
凄いですね~、私ら新参者はマキナ光学という会社があった事は全く知りませんでした。 昭和の時代、大企業も町工場もレンズの開発に切磋琢磨したのでしょうね・・・。 今から見れば、いろいろ問題もあった時代と見えてしまいますが、 人々は物事に寛容で、活気がある時代でしたね・・・。 今は便利な時代にはなりましたが、何処か冷めていて雁字搦めだし・・・。
2021年08月22日12時06分