創建は平安時代後期の保安３年（１１２２）、奥州藤原氏初代清衡公とそのその妻の平氏が大旦那となり造営された。 創建時の経蔵「供養願文」には「２階瓦葺」とありますが建武４年（１３３７）の火災で上層部を焼失したと伝えられ現在の建物は平安時代の古材を使い鎌倉時代に造られたものとされています。 当時は内部に螺鈿八角須弥壇（国宝）が設置され本経棚にあった紺紙金字一切経（国宝）などは、讃衡蔵に保管されています。 経蔵は大変貴重な事から昭和４年（１９２９）に国宝に指定されましたが現在は重要文化財となっています。

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