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武漢型コロナ・インフルエンザのようなウイルス病は動物に限ったことではなく、植物にも 存在します。媒介するのは昆虫等ですが、それによって思いも寄らなかった新しい品種が 作出されることもあります。このウズアジサイ(別名:お多福紫陽花)もそうしたウイルス感染 によって生まれた変異種を園芸品種として固定したものです。装飾花の縁が丸まって、愛らしい 姿を見せます。無論、もとはアジサイですので、土壌のpHによってピンクにもなりますし、 咲き始めからの色彩変化も起こります。
ご隠居鳥
ペーパーホワイト様 おはようございます コメントをありがとうございました。 江戸時代の人が、ウイルスに感染して変異したこの花を見つけ、 園芸品種として固定したものです。 アジサイ自体は日本固有の植物であることはご存じの通りです。 古くから日本人に愛されていたようで、江戸時代に来日したシーボルトも この花に魅了され、ひそかにヨーロッパに持ち出していました。 そのことがバレて追放になったあとも、日本に残した妻の事を偲んで アジサイを妻の名前の「おたき」に因んで「おたくさ」と命名したそうです。 私もピレネー山脈の麓で、シーボルトが盗み出した「おたくさ」の子孫に 出会ったことがありますが、海外に出てもこの花は愛らしく、しっとりと 咲いていました。 コロナウイルスは人に悪さをしますし、植物に癌(幹に見られる巨大なコブ)を 作る原因にもなりますが、時として、このような愛らしい花を作り出してくれる こともあります^^。 頻繁に見かける品種ではありませんが、稀少と言う程でもないので、 どこかで出会えると思います。 その時には、是非、レンズを向けてあげて下さい。 (参考資料) https://www.ootk.net/cgi/shikihtml/shiki_3547.htm https://plaza.rakuten.co.jp/okada1952/diary/201607010000/ 御隠居鳥 拝
2021年06月13日09時08分