ことだま
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後悔
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人と写真をつなぐ場所
亡き父が長年愛用し続けていたのがPENTAX SPOTMATIC。ふらりと立ち寄ったリコーイメージングスクエアで展示されていました。私も高校生の時に何度か借りて使った記憶があります。今のデジタルカメラのようなオートフォーカスも露出自動設定もありませんが、それほど難しかった記憶はなく、軽く父に教わった程度でそこそこちゃんと撮れていたような気がします。 それなのに大人になってからはカメラに興味が失せました。家族の記念写真用の道具として持っていただけです。(続く)
ことだまさんがご自分を殴っているのを見て…「もう、その辺にしなさい、わかったならいいよ」とお父様が言ってるような気がします。 カメラをもつと、お父様を感じられていいですね。
2021年05月23日08時53分
おはようございます。 ペンタSP、懐かしいです。お父様の言う通り、素直に受け継いでいた方が良かったです。今となっては後悔ですね！私も高校生の頃憧れの名機でした。同輩がSPでSLを撮り鉄をしていたのを回顧 しました。当時はペンタSPは高値の花で高校生には購入できませんでした。売れたミリオンセラーです。
2021年05月23日09時06分
HATTUさん お優しい言葉、ありがとうございます。そのセリフが父の声で鹿児島弁に変換されて再生されました。 その後、父が亡くなり相続で入ったお金でPENTAXのカメラを買いました。以来ずっぽりはまっております。
2021年05月23日09時11分
Winter loverさん おはようございます。 ファインダーを覗くと測光計の針が見え、それを頼りに絞りとシャッタースピードを調節した記憶が残っています。そのためか今も私はマニュアルモードで撮影するのが好きです。 父はかれこれ40年以上使っていました。まめに手入れをする人だったので、結構良い状態だったでしょう。
2021年05月23日09時47分
知らないと値打ちが分からないですよね でも、お父様と繋がれる一品 たくさんお父様のことを思い出して差し上げたら、それでいいのじゃないかなと思います わたしの手元にも、こんな高価なものではありませんが、父の遺品があります
2021年05月23日11時21分
ことだまさまの文と皆様のコメントを拝見して胸が打たれています。 きっと今となっては素晴らしいカメラだったかもしれません。 でも今ここでお父様に対するお気持ちを皆様に共有して頂いたことを 天国のお父様は息子さんの気付きが嬉しくてにこにこして聞いていらっしゃいますよ。 当時のお父様の年齢は既に越えていると思う自分ですが息子と娘に自分では 良いと思うものを残そうとして断られています。それが人の常です。 お父様も決して息子さんが思うほど残念とは思っていなかったかもしれません。
2021年05月23日11時33分
はなてふさん 遺品整理した時にはカメラもレンズも残っていませんでしたが、どうしたのでしょうか。カメラ趣味にはまった今ごろになって、親父が使っていたレンズは何だったんだろうか・・・と気になって仕方がないです。ただ、生まれたときからの私の写真が大量に残されていましたので、これだけはもらってきました。 生きているうちにカメラや写真のことを話せれば良かった、と思いながら今日もPENTAXのシャッターを切っています。
2021年05月23日15時01分
michyさん 優しいお言葉、ありがとうございます。 遺品として残された大量の写真を整理しているうちに昔使ったカメラの手触りが思い出されて、遅まきながら、ああ写真っていいものだな、カメラ欲しいなと思ったという次第です。 本当におっしゃる通りで、私も人の親になり息子や娘に何かを分け与えようとか手伝ってやろうとかすると「いや、いらない」と言われて気抜けすることが増えてきましたが、ふと、そういえば自分もそうだったなと。まさに人の世の常ですねえ。
2021年05月23日15時17分
ペーパーホワイトさん お読みいただき、ありがとうございます。 長いこと趣味らしいものは何もなく、休日にはぼんやりと暇を持て余すのみでした。 それが父の死がきっかけでカメラを買って以降、別人のように行動的になり、季節の変化や草木の成長に心を動かされるような人間になっています。 このエピソードも決して褒められた話ではありませんが、ただ誰かに読んでいただきたくて。そういうことができるようになったのも成長した証かなと思っています。
2021年05月23日17時06分
後悔先に立たずとはよく言ったものです。 親子のそれぞれの想いのすれ違いは、近しい関係だけに切ないもものですね。 私の一眼レフのカメラは、新婚旅行にいるだろうからと両親が買ってくれたものですが、 AFでピント合わせに時間がかかるので、放りっぱなしになってました。 条件の悪いところに置いてあったので、いたるところ壊れてしまいましたが、写真は撮れるのです。 娘が写真屋に勤めなければ、そのままごみとして出してたと思います。そんな程度のものでした。 一眼レフで撮った写真が綺麗だと娘に言われ、引っ張り出して桃の花を撮りに行ったのがきっかけで、写真を撮るようになりました。 大事に扱わず、こんなに壊れてしまって、いいカメラを持たせてやりたいという両親に申し訳なく思ってます。 今は、フィル代が高いので、デジタルカメラで撮るのがほとんどですが、時どき連れて行こうと思ってます。 フィルムはポイントをためて交換してます。
2021年05月23日21時00分
山菜シスターズさん そうですねえ。赤の他人であればもう少し気遣いができたのかもしれませんね。親孝行 したいときには 親は無し とはよく言ったものです。当時は自分のことだけで精一杯でした。 山菜シスターズさんにもそんなエピソードがありましたか。私も親から買ってもらったけどあんまりちゃんと使わなかった高価な物をいくつか思い浮かびます。そしてそれを思い出すたびに胸がキリリと痛みます。 今となってはフィルムカメラは贅沢な遊びですね。でも廃れないで未だに根強いファンがいるどころか、若い方もはまり出していますね。
2021年05月23日21時32分
PENTAXのカメラに心残りにされている逸話がおありだったのですね。 見ると思い出してしまう悲しい記憶だと思います。 ですが今、ご自身もPENTAXを使われているのには、きっと意味があると思います。 ほかに大手他社製があるにも関わらず、あえてペンタを選ばれたのは、どこかお父上の思い出と重なる部分があったのではと思いました。 撮影される一枚一枚が、きっとご供養につながるのではと思います。
2021年05月24日21時14分
オニカマさん 父の死後、買うと決心し、お金を握りしめて新宿の家電量販店に乗り込んで、全てのメーカーの機種をあれこれ見て触って回ったのですが、気が付いたらPENTAXを買ってました。おっしゃるようにやはり思入れがあったのでしょうね。 さらにその後、SPOTMATICのデザインをオマージュしたKPが発売されまして、なにやら運命のようなものを感じて（というかそういうふうに自分に言い訳をして）前の機種は買ってまだ3年にも満たなかったにもかかわらず買い換えてしまいました（汗） 今度こそは大事に長く使います。
2021年05月24日22時17分
お邪魔いたします。 高校写真部当時現役最後のＳＬを撮った愛機がまさにこのペンタックスＳＰのシルバーでした。 社会人になると忙しくなり写真のことは全く忘れておりましたが、定年を前に始めた乗り鉄の記録用に４０年ぶりにカメラを・・と家電店に行った時お手頃なペンタックスＫ５０を見てメジャーなキャノン・ニコンよりも愛着を感じて購入いたしました。その後撮り鉄も復活してミラーレスが気になりソニーαを手に入れて、しばらくして機能が見劣りするＫ５０を処分しましたが、フルサイズが欲しくなった時期にＫ１－Ⅱが発売され事前予約して手に入れました。そしてＫＰが発売された時、ＳＰの面影のあるデザインに惚れてサブ機としてシルバーを購入しました。 最近Ｋ３－Ⅲが登場しましたが目もくれず、ＳＰの面影あるＫＰを大切に使います。
2021年05月30日17時36分
j.enamayさん やはり思春期の思い出は一生ものですね。社会人になってからそれどころじゃなくなりずっと忘れていたものが、いろいろ余裕が出てくると、ふっと昔の情熱が蘇ってきて。すごく共感しました。 私も若いころは経済的にも時間的にもできなかったことの穴埋めをするかのように、以前の自分からは別人のような情熱をカメラと写真に注いでいます。 ＫＰいいですよね。私もＳＰの面影に惹かれて買ったクチですが、見た目はもちろんのこと、サイズ、重さや手触り感が両手にスッと収まる感じで、すごく使いやすいです。
2021年05月30日19時44分
以前夫がアサヒペンタックスを持っていました。 なんでもロットーで大当たりして賞金で買ったそうです。 いつも居間の棚の上にありましたが、私は使ったことがありません。 そのうちデジタルカメラを買い、夫は弟さんに譲りました。 弟さんはイーベイで売ったようです。 今から思うと宝の持ち腐れの感じで勿体ないことをしたなあと思います。 あの頃一眼レフの魅力に気づいていれば！
2021年05月31日01時29分
旅鈴さん おお、なんと旅鈴さんもPENTAX繋がりでしたか。アサヒペンタックスは日本の一眼レフの歴史そのものですが、元祖カメラ国のドイツでもあったのですね。 アナログ機械は耐久年数が長く、造作も念が入っていますので観賞用としても十分素敵ですが、やはり道具は使わないとですからね。売れたということは、きっとそのカメラもどこかのマニアの手で大事に使われていることでしょう。
2021年05月31日08時22分
お邪魔いたします。 使いこなせもしないのに欲しいカメラと欲しいレンズで撮られた作品を拝見してふらりと^^ キャプションにも感銘してファン登録させていただきました。 お父さま鹿児島県人なのですね、うちの主人も鹿児島県人です。 HATTUさんのコメントすぐに脳内変換できました♪ 余裕がないので新しいカメラとレンズは憧れですがことだまさんの作品で楽しませてください。 よろしくお願いいたします。
2021年06月21日20時40分
*kayo*さん いらっしゃいませ。 以前よりハートクラブのご縁で、情感豊かな素敵なお写真を度々拝見させていただいておりました。あらためましてよろしくお願いいたします。 私も生まれてから高校卒業まで暮らした生粋の鹿児島県人です。今でも高校時代の同級生と合うときは、東京のど真ん中でも憚ることなく鹿児島弁でしゃべっています。そういう時は周りの人からは外国人と思われているかも。
2021年06月21日21時30分
やんちゃ坊主
ケンイチ君
二ゲルおじさん
Zenzo
*kayo*
おにころん
TR3 PG@
MONØEYES
ことだま
(続き)父が亡くなる数年前、カメラとレンズ一式をお前にやると電話してきました。標準レンズのほかに広角と望遠もあったはずです。使わないなら売ればいいとも。 (そんなガラクタいくらにもならんだろ)と思い「いらん」と答えた私は、物の価値も人の心もわからない馬鹿者でした。あの頃の自分を殴ってやりたいです。
2021年05月23日08時38分