自宅の庭の富士桜（フジザクラ）が開花し始めました。マメザクラとも呼ばれるこの桜は、日本の在来種で、富士山周辺に自生しています。やせ地や高地でも育つ強健種で、盆栽に仕立てられているのは、ほぼこの品種です。昆虫やメジロの力を借りて、オオシマザクラ、エドヒガン、ヤマザクラ他の日本在来種とも容易に自然交雑し、新しい交雑品種を生み出します。 1センチほどの清楚な花びらは薄いピンクで、下向きに開花します。 (逆光でも破綻なく描写するこのレンズを選びました＾＾)

コメント2件

おいでやす

珍しい桜なんですね？

2021年03月10日13時12分

ご隠居鳥

相合傘様こんにちはコメントをありがとうございます。日本には、エドヒガン、オオシマザクラ、ヤマザクラとこの富士桜（マメザクラ）の4種しか原種の桜はありません。エドヒガンは神代桜になるまで長生きします。山梨県実相寺の山高神代桜は樹齢が推定2000年のご長寿です。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A5%9E%E4%BB%A3%E6%A1%9C オオシマザクラは伊豆大島が原産で、長寿でもあり、葉が食用（桜葉餅）になる事でも知られます。ヤマザクラは奈良の吉野山にある「千本桜」です（旅で行きましたがあれは千本ではききませんね＾＾）。それらの桜に比べると、富士桜は樹高が最大でも10メートル以下で、花も華やかさがなく、満開になっても霞みのように見えるだけで、名前が付けられるような有名な木は皆無です。人間で言えば市井の人でしょうか＾＾。それだけに私はこの目立たない桜が好きです。何せ、同類ですから・・・。ご隠居鳥　拝

2021年03月10日13時57分

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