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たまにはちょっとだけ真面目に陶芸してみる。

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    きこりん

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    以前に精製し、ジップロックに入れて熟成させておいた裏山の土が ベッドの下からひょっこりと、カビだらけになって出てきたので 井戸茶碗型と轡型茶碗をひいてみた。 「カビだらけ」と聞くと気持ち悪く思えるが 山から掘り出してきた土を水に溶かし、上澄みだけを濾し取ったもので 水を切ったあと、適度な硬さの時に、牛乳などを揉み込んで馴染ませ、密閉しておくことで微生物を繁殖させ、土の中の蛋白質などの不純物を分解してもらい、副産物として粘り気を出してもらう。 古代中国では、公衆便所を設けて、尿と土を混ぜることで粘り気を出したともいわれている。 当然のことながら、カビであれ、尿であれ、できたての土はそれなりに臭い。 私の場合は牛乳を使うので、熟成し終えた土は、まるで小学校の掃除用具入れのモップや雑巾のような臭いがする。 これを「荒練り」「菊練り」と手を加えていき、作陶するころには、普通の土の臭いが僅かにする程度になる。 さて、写真のこれらは既に素焼きを終え、釉薬をかけて本焼きをするばかりとなっている。 今年一年は、釉薬原料探しと、原料作り、釉薬の調合などに時間を使った。 というのも、本来なら1250℃まで上がる窯の温度が1200℃前後までしか上がらなくなっていたので 低温でも溶ける釉薬の調合が必要だった。 しかし先日、ようやく窯のヒーター線を交換し、1250℃まで上がるようになったにもかかわらず 手持ちの釉薬は1200℃設定のままだった^^; なので、何を焼いても、どれもこれもとろりとろとろととろとろと流れてしまった^^; んで、あらためて釉薬を1230℃~1250℃設定に調合しなおしてみたので試してみたくなり、ちょっとだけ真面目に茶碗をひいてみたのだった。 さて、どんな感じになるのかは、来月6日以降になる予定。

    2020年11月26日19時50分

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